大垣山岳協会

北横岳・縞枯山 2020.02.07

北横岳

【 個人山行 】 北横岳( 2471.6m 二等△点 )・縞枯山( 2403m 四等△点 ) 清水友子

  • 日程:2020年2月7日(金)               
  • 参加者:大谷早、清水友、他2名                                           
  • 行程:大垣5:00=北八が岳ロープウェイ駐車場8:50-山麓駅9:20=山頂駅9:28~9:34-北横岳ヒュッテ10:22~10:33-北横岳南峰10:49-北峰10:56-坪庭分岐11:40-雨池峠12:06~12:17-縞枯山12:44-茶臼山分岐13:05~(昼食)~五辻13:45-山頂駅14:33-ピラタスの丘15:00-駐車場15:24
  • 地理院地図 2.5万図:蓼科(長野12-4)

 今年は全国的に暖冬であるが、関東方面に雪が降ると先日天気予報は言っていた。この機をのがしたら今季はスノーハイクはできないと思った。標高の高い所で比較的楽に登れて景色が素晴らしく日帰り出来るところ、という四拍子揃った北横岳と決めた。

 出発する日は幸いにも好天予報である。行路のビーナスラインは標高1200mあたりからの積雪や凍結を心配していたが、乾いていて問題なく北八が岳ロープウェイ駐車場に着いた。

 ロープウェイを利用して一気に2230mまで上がる。

 山頂駅から外に出て周りを見渡すと山は雪に覆われているが樹氷は見えない。今が一番のシーズンで賑わっているはずでなのに、人がまばらで数えるほどしかいない。平日のせいもあるが、新型コロナウイルスの影響かもしれない。

 アイゼンを装着して坪庭の中央付近で左に曲がり、北横岳に向かう。

 針葉樹林の山腹に取り付きそこからつづら折りに登る。

  三つ岳分岐からは、降り積もった雪の樹木を眺めながら登ると北横ヒュッテに着いた。

 一休みした後に出発する。ここからは傾斜が少しきつくなり本当のアイゼンの出番だ。登るにつれて防寒着をきこんでいても寒くなる。強い風の影響だろう樹木が巨大なエビのしっぽのような形になっている。すぐに展望が開け北横岳南峰に着いた。

  真っ青な空に南八が岳。南アルプス、中央アルプス、そして御嶽山、乗鞍、目の前にはは蓼科山、北アルプスの一番北までの大展望だ。

 北峰まで行き再度景色を眺める。

 風が吹きつけ流石に寒い。手袋を取って写真を撮ると手が痛い寒さである。早々に山頂を後にする。坪庭に降りる途中では少し登山者が多くなってきた。

 雨池峠に向かうと広い雪原が広がり青い三角屋根の縞枯山荘が見えた。前を通り過ぎ、雨池峠を縞枯山に曲がった林の中で、風を避け小休止した。ここから直登で標高差150mほどだが結構きついのぼりだ。登りつめると2403mの山頂に着いた。

 ここからの景色も素晴らしい。南へ向かう尾根歩きは再び大展望を眺めながらスノーハイクだ。茶臼山との鞍部分岐からは樹林帯に入り五辻まで緩やかな下りを行く。途中で昼食を摂る。

  五辻からは緩やかな登りとなり森林浴展望台で一息を入れ50分ほどでゴンドラ山頂駅に着いた。

 スキー場を横切って再び登山道に入る。ゲレンデの横、ロープウェイの真下を歩き、ピラタスの丘で一休みする。

 あまり踏まれていない道を50分ほどで駐車場についた。縞枯山からの下りは全く人に合わなかった。

<ルート図>

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