【 個人山行 】 三等三角点「小山」 ( 852.4m Ⅲ△ ) 成瀬 徳幸
今週は何も予定がなかったので、池田山の大津谷ルートにトレーニングで行くつもりであった。前日金曜日畑にいたら後藤さんからラインが入った。土曜日三角点踏査で小山か、日曜日藤原岳に行かないかの誘い。家に帰ってから、小山(852.4m)の位置を確認した。雷倉の南、小津の部落から北東に延びる尾根の先にその三角点はあった。しかも、地形図上には点線が山頂付近まで延びている。早朝家の用事があったので、ここなら参加できそうということでOKの連絡をした。
清水さん、後藤さんと揖斐川町立図書館前で合流し、現地に向かった。今日は少し雲が大目の天気で冷たい風が吹いている。蒲鉾型の体育館前に車を停め、歩き始めた。小津は小規模な部落だが、意外に活気があるように感じた。月尾谷の方に少し進み、すぐに民家の間の階段を登る。
薄暗い植林の急な道を登ると掘り割りのような道に出会う。植林帯の中には竹林が侵入してきている。
急な植林帯を登り切ると少し傾斜は緩くなるとともに広葉樹が主体となり、明るくなってくる。500m付近からは小津権現と花房が見えてくるが、雪はほとんど見えない。掘り割りの道は落ち葉がたまっていたり、倒木があったりで必ずしも歩きやすくはない。また平坦な道になると消える。
このため要所要所には赤布を付けておく。出発から2時間で林道に達した。通称「広場」というらしい。展望も素晴らしいので、ここを昼食場所ということにし、山頂に急ぐ。
林道を右に約500m進むとちょうど林道の交差点のような所がある。山頂から東に延びる尾根がここで林道と交わる点だ。ここから西に緩やかな尾根を登っていく。ヤブと思っていたルートはきれいに刈り払われていた。すぐに三角点の標柱を見つけることができた。三角点の写真を撮り、広場まで戻った。
少し遅れていた清水さんはここで昼寝をしていた。お昼を食べながら、清水さんや後藤さんから聞く奥美濃の山の話は尽きない。ここから林道を利用してタンポに登ったときは、雪が多くてラッセルに苦労した。このためにスノーシューを買ったが、役立たず、ワカンと交換した女性の話などなど。
昼食を済ませ、下りにかかる。清水さんが唯一の注意すべき地点と言っていた650m付近、小さな派生尾根がある。間違えないためには、ここを右寄りに下らなければいけない所だが、やはり間違えた。すぐに気がつき、戻った。この後、私の担当は、五蛇池山と大井(ツルベ)となっている。
コースタイム 蒲鉾型体育館8:55→林道出合「広場」10:53→小山山頂11:27→広場11:45~12:45→体育館14:10
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