大垣山岳協会

爽やかな風がとおるソノド 2025.07.27

ソノド

【個人山行】宋ノ堂(925m 三等△)・高塚山(730m ) ST

 山友から、27日にH氏と未踏の山ソノドに登る予定だから空けておいてねと連絡がきた。異常なほどの暑さが続いているので、少々不安になったが水分とスポーツドリンクを持っていけば何とかなるだろうと思った。
 一応PCでソノドの情報を調べたところ、劔岳に初めて三角点を埋標した柴崎芳太郎氏がソノドにも三角点を設置していたという記録が載っていた。その三角点を見るのはなんだかドキドキする。

<ルート図>
  • 日程:7月27日(日)晴
  • 参加者:HY、ST、他1名
  • 行程:幾里登山口6:30→619m7:45→高塚山8:10→ガンバレソノド8:50→596m鞍部→P788m9:35→宋ノ堂10:15~11:10→下山13:35→某駐車場14:40
  • 地理院地図2.5万図:霊仙山


 当日の気温は37度になるとの予報がでたが、我ら3人は怯まなかった。時山集落から北に入った幾里林道付近に車を駐車し標高243mから登山開始だ。

<駐車場の近くには鉄塔巡視路の立派な階段が設置してあった>


 階段の上にはソノド登山口の赤札があり、そこを周り込んで尾根の急坂を直登した。此処は巡視路の一部で道幅は狭くて歩きにくい。右側は崖で滑ったら間違いなく大怪我ではすまされないので慎重に登った。

<鉄塔に到着した。分かりやすい場所に高塚山の案内版が張ってあった>

 すでに汗が額から滴り落ちる。ここで水分補給をしながら高塚山までの直登を想像した。
きつい急坂が連続するが、周囲は広葉樹林に囲まれて意外と涼しく谷から冷たい風が通り気持ちが良い。しかしH氏はこの直登をかなりの速さで登られるのでついていくのが大変だった。

<直登が続くが少し緩やかな斜面で小休止>

 急坂を登りきると勾配は緩やかになった。この先からは馬酔木の群落が多くなり所処道を塞いだ。馬酔木を漕ぎながら進むと、ネットで囲まれた杉の植林地があったが手入れがされている様子はなく、放置されている感じだ。

<登山口から1時間半少々で高塚山に到着した>

 ここからは暫く快適なソノド道だ。周りの広葉樹林はモミジが多く、紅葉の季節になると素晴らしい景色になるのではと思った。暑さを予測して水を沢山持ってきたが、涼しくて汗もあまりかかなかった。

<快適なソノド道>


 先を進むと広い草地みたいな所があり展望がよくて東に養老山地がみえ、高くみえるのが笙ヶ岳だと思うが写真を撮り忘れてしまった。
この先からは尾根が広く緩やかで長い下り坂が続いた。

<人生は登ったり下ったりの連続で水戸黄門様の応援歌が聞こえてきそうな赤札>

 596mの鞍部を過ぎた所から「ここから登りガンバレ、ソノド」の看板があり気合をいれた。
尾根は少し不明瞭な所もあるのでH氏が赤テープを付けた方が良いとの指示がでた。流石に山友は沢山のテープを所持していて指示にしたがってテープを付けながら登った。

<広い尾根は迷いやすく低山は不明瞭な道が多い>
<「もうすぐソノド」の看板がありあと少しで山頂のようだ>


看板のとおりすぐそこに山頂がみえソノドの別名「霧ヶ峰」の山頂に到着した。

<登山口から3時間半で山頂に到着!>

 別名「霧ヶ峰」とプレートに書いてあるが、まさに長野県にある霧ヶ峰と全く変わらないくらいに風が通り涼しい。
標高は925mしかないのにここは別天地だった。

<柏原五僧時山ソノド山頂三等三角点>


 展望がよく北に伊吹山、西には樹木の隙間に霊仙山、南に藤原岳、御池、ボタンブチが見え、目の前に烏帽子、三国岳、猿登が見えあれは鍋倉山だろか。
下界は暑そうだが、涼しく心地よいので1時間も休憩をしていると、背中が冷えて寒いほどだった。
下山も快適で迷いやすい尾根に付けた赤テープを山友が回収しながら駐車場に着いたが、平地はめまいがするほどの暑さだった。
 近場にこんなにもいい里山があることは知らなかった。紅葉シーズンにもう一度登りたい山だ。

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