【個人山行】藤原岳(1140m 三角点なし) 三重県いなべ市 ST
1月後半から毎週末のように寒波が日本列島を覆い北海道や東北、北陸方面は警報級の大雪に見まわれている。気象庁の雨雲レーダー予報をみるときょうは名古屋や関東方面も雪が降る予報がでていた。
藤原岳を計画していたが、先ずは登山口に行ってから判断しようと友人と相談して出発した。

- 日程:2月8日(日) 天候:乾雪時々曇り
- 参加者:ST、他3名
- 行程:藤原岳大貝道駐車場7:55→表登山口8:15→4合目9:05→6合目9:40→8合目10:10→9合目10:45~55→藤原山荘11:30→山頂12:00→藤原山荘12:20~12:55→駐車場15:00
- 地理院地図2.5万図:竜ヶ岳
自宅を出ると雪が激しく降り始めこれは厳しいなぁと思った。

員弁方面に向かうほど降雪は弱まり、これなら登れるのではないかと期待が膨らんだ。こんな天候なので登山者は少ないと思ったが既に多くの人が防寒装備を整えて登山口に向かていた。
安全第一を考えて途中で風が強まり、吹雪になったら迷わず撤退という条件で神武神社の脇を通って登山を開始した。

杉林の緩やかな斜面を経て2合目の急坂を登りきると4合目の広い休憩所に到着した。積雪はこの辺りで5cmほどで地面は凍っておらず歩きやすい。厚着をしていたため汗をかき衣服調整をして先を進む。

8合目付近840mの聖宝寺分岐からは急坂になるので多くの登山者がアイゼンを装着していた。私達もここでアイゼンを履いた。手袋を外しての装着作業は早く行わないと指先の感覚が無くなるほど冷たく、立ち止まっていると一気に体温が奪われて寒い。

トレースはあるものの、雪は綿菓子の様にふかふかだ。各自好きな所をラッセルして雪遊びを楽しんだ。ワカンに履き替えたほうがいいのだがが藤原山荘も近いしそのまま突き進んだ。

急坂を登りきると傾斜が緩まり前方に山荘が見えてきた。

足先も手先も凍える寒さだ。山荘からみる山頂方面は真っ白で山頂までいけるかと思ったがまずは山荘で暖を取ろう。

温度計を見ると何と10°もある。軽く食事を摂り再び外へでた。視界は悪いが方向はわかっているので山頂を目指した。
山頂へは南の鞍部まで一旦下って登り返さなければならない。トレースは風雪で消えており、膝までの新雪をラッセルしながら一歩一歩進む。

真っ白な視界から孫田尾根方面の尾根は見えた。この尾根は令和6年に石灰採掘の為通行止めになってしまった。
この悪天候で誰も登ってこないだろうと思っていたら、後から一組、また一組と登ってきた。
まさに雪山耐寒訓練のようだ。

冷え切った体を再び山荘で温め、食事を摂ってから下山を開始した。

帰りの冬道は、アイゼンを効かせて兎のように爽快に駆け下りた。この斜面ではスノーシューがあればもっと快適だと思った。


8合目辺りからまた雪雲に覆われて雪も降ってきたが、樹林帯に入れば風もや和らぐ。


霧氷は氷点下の気温と強風という条件がそろわないとできない自然の贈り物だ。
今季、大垣山岳協会企画で登った高賀山や、大日ヶ岳も寒く風が強かったので綺麗な霧氷を見る事ができた。今シーズンは何度、この景色に出会えるだろうか。


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