【週日山行】 尉ヶ峰 433m 富幕山 563.5m 小倉幹雄
- 日程:2018年2月21日(水)
- 参加者:L小倉幹 他14名
- 行程:大垣6:00=三ケ日IC=風越峠8:30~8:40-大谷山8:50-尉ヶ峰9:55~10:05-風越峠11:10=奥山高原(登山口)11:50-富幕山12:45~13:40-奥山高原(登山口)14:20=大垣17:05
冬は週日山行の山を選定するのに悩む時期である。その中で今回は、富士山が見え雪が無く日帰り可能な山として、愛知県と静岡県とにまたがる富幕山に行くことにした。麓には、875年(貞観17年)に開創された幡教寺跡がある。三ケ日ICを出て登山口の風越峠に到着、峠より北へ富幕山、南に尉ヶ峰へ登ることができる。登山準備完了後、まず尉ヶ峰方面へ向かう。取りつき付近は樹木が伐採されて裸山である、眼下には新東名高速道路が通っている。階段状の道を登る。登山道は奥浜名湖自然歩道になっていて、良く整備されている。
コースとして{細江コース}{奥山コース}{只木コース}のハイキングコースが有り、尉ヶ峰方面は細江コースである。登山道周りはスギ、ヒノキに覆われており、中にサカキ、ツゲが多く見受ける。ツゲはこの地域の特産で知られている。アップダウンはあるが大きくなく楽しく登る事ができる、やがて四等三角点がある大谷に到着、周りの眺望はほとんどない。小休止後さらに進むと右側が開けてきて、パラグライダー発進場所である。ここよりの眺望がすごく良く、真近に浜名湖の引佐細江が見える。
少し下り、登り返すと尉ヶ峰に到着。りっぱな東屋があり、大きな尉ヶ峰の標識が掲げてある。眺望は先ほどの箇所ほどではないが、樹木の間から浜名湖が見る事ができた。
少しの休憩後風越峠まで下山。富幕山まで3.5㎞の標識があり、昼食時間が遅くなるので富幕山への一番短いコースである奥山コ―スがある奥山高原へ車で移動する。登山口より富幕山まで標高差200m程である。登山口には多くのツエが置いてあり、日常多くの人が登っている様である。ゆるやかな登山道を進むと「はりきりコース」と「らくらくコース」に分かれ、はりきりコースの方に入る。急な階段状の登りである。やがてらくらくコースと合流する。登山脇にはサクラの木が植えてあり桜の花が咲く時期は賑わうと思われる。登山道途中に富士見展望台があるが今は使用禁止になっている。今日は薄曇りで、期待していた富士山や南アルプスは残念ながら見る事ができない。ゆるやかな幅広い登山道を登ると一等三角点がある富幕山頂上に到着した。
周りの樹木が高くなっていて、頂上からの眺望はほとんどきかず、わずかに樹木の間から浜名湖がみえる程度である。現在展望台製作中で4月に完成予定である。展望台を作るより周りに樹木を伐採した方が、早く安くできると思われる。頂上には一等三角点の内容が掲示されてある標識がある。富幕山は点名富巻山であり、一等三角点の中で補点と本点があり富幕山は本点である。おだやかな天候で約1時間昼飯休憩後奥山高原登山口まで下山した。
コメント