【個人山行】太神山(599.5m 二等△) 滋賀県大津市 ST
太神山は大津市と甲賀市に接して聳え「湖南アルプス」の名称で知られている山で、登山道は東海自然歩道にもなっていてとても歩きやすい人気の山だ。

- 日程:2025年12月14日(日)(雨)
- 参加者:ST、他3名
- 行程:某駐車場8:00=関ケ原IC=瀬田IC=三上田上県立駐車場9:30ー太神山登山口9:50ー泣き不動10:40ー矢筈ヶ岳分岐10:45ー不動寺山門11:00ー不動寺11:10ー太神山11:30~12:00~登山口13:30=某駐車場14:30
- 地理院地図2.5万図:瀬田
計画では、太神山と矢筈ヶ岳を周回しようと思っていたのだが、朝から冷たい雨が降りどうも雨はやみそうもなく太神山だけの往復に切り替えることにした。

太神不動道は落ち葉が降り積もって歩き易く、周りを見渡すとお正月に飾るウラジロが大群生して他の植物が見当たらないほど占領されて独特の雰囲気だ。一時やんでいた雨がまた降ってきて急いで雨具を身に着けた。
予報では10時頃には天気になると思っていたが、見事に外れました。

渓流のせせらぎの音を聞きながら風化花崗岩のザレた登山道。
不動橋を渡ってから修験道の寺であった不動寺にいく参道らしき道を登ると、樹木の隙間から瀬田の町を望むことができ、堂山方面も展望できた。参道を進むと真っすぐに伸びた刀を右手に挙げている迎え不動がありここは、堂山への分岐にもなっている。ざれた花崗岩の岩道は雨で濡れているので滑らないように細心の注意を払う。
程なく摩崖仏である泣不動尊に着いた。


暫く登ると分岐があり、天気が良ければ矢筈ヶ岳に登りたい所だが、冷たい雨は中々降りやまないのでまたの機会にしようということになった。程なく不動寺山門に着き、山門の両側には寺を守護する石像があり山門には結界の鳥居がつくられていた。

石像には少し朱色が残っていた。この石像の表情はとても癒される。
文献によるとこの太神山不動寺は総本山三井寺の末寺であるが、智証大師円珍はこの太神山を修行の場所として不動寺を開いたと書いてあった。
二尊像の門をくぐって長い階段を登っると不動寺に到着した。

寺は閉ざされているが、寺の前にある桜の名前は「御車返しの桜」。
桜の開花時期の不動寺には何回も訪れているが、桜は一重から八重の大振りで濃いピンク色の花が実に鮮やかだ。
開花予想は5月の連休前後が見頃で、私はこの満開時の桜を初めて見た時あまりの美しさに感動した記憶がある。

ここを通り抜けて先の階段を登って行くと太神山の山頂があった。



巨岩の急斜面に柱を伸ばして造られた建物でこんな山の奥に本堂を造った先人達の苦労が偲ばれる。
ここのお堂にはちょっと変わった風貌の御坊様の仏像がおられて手を合わせてお参りをした。この先には巨岩が多くあり岩の隙間を通り抜ける胎内めぐりもあった。



山頂に到着したころようやく雨も上がり、空を見上げると少し明るくなったような気がするが、それと同時に風が出てきて一段と寒くなってきた。昼食は下にあるお寺付近で食べたが、手が悴むほど冷たくなり時折雨もまた降ってきた。
早々に下山をしたが、時間も早く矢筈ヶ岳分岐ではこの時間では登れるのではと思ったが、あっさりと諦めた。来年の春に太神山、矢筈ヶ岳、堂山周回を計画したいと思った。
あと2週間あまりで2026年になるが、戦後80年も過ぎ世界では紛争が絶えないが平和な日本を願いたいと思った。

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