大垣山岳協会

名前が面白いポンポン山に登る 2018.04.07

ポンポン山

【サタデ-山行】 ポンポン 山(678.8m Ⅱ△) 小倉 繁雄

  • 日程:2018年4月7日(土)
  • 参加者:CL.小倉繁、SL.小倉幹、SL.竹森せ 他20名
  • 行程:大垣6:00=名神高速=京滋バイパス=巨椋池IC=善峰寺駐車場8:45~9:00-釈迦岳10:10-ポンポン山山頂10:50~11:30-善峰寺駐車場12:50~(善峰寺境内拝観)~14:00=大垣

 昨年12月17日個人で訪れた時に、桜の咲く時期に協会行事として、是非もう一度来てみたいと思って計画し、今回実現の運びとなった。20名の大部隊はマイカー4台で定刻通り出発、厚い曇り空だが西に向かうにしたがい段々と晴れてきたので安堵する。登山口の駐車場で身支度をしながら今日の登山ルートを説明し、特に危険な個所は無いが安全に楽しく登山することをお願いし出発する。

 木橋を渡りしばらくトラバース気味に進むと、やがて杉林に入り急登になる。所々にミツバツツジが目に入り我々を楽しませてくれる。尾根に出て少し進むと釈迦岳(630.8mⅢ△)に着く。ここで小休止。その先少し下ってほぼ平坦な尾根を辿っていく。途中の鉄塔を過ぎるあたりから左右の谷間にタムシバ、ミツバツツジ、ツバキなどの花が目を楽しませてくれ、女性たちの歓笑の会話で盛り上がる。

 ポンポン山の頂上は広く、昼食タイムにはアセビを目の前に花には事欠かない。

 東北方向に比叡山と京都市街、南西方向に高槻市街を眺望できるが、その向こうの大阪市街のビル群は残念ながら霞んで見えなかった。そのうちにだんだんと登山者が多くなってきたので、下山支度をする。少し下った所にあるカタクリ群生地内を散策したが、曇って寒いせいか花はすべて下を向いてつぼんでいた。

 東海自然歩道を下り、府道のジグザグ曲がりをさらに下って、道脇に咲く薄紫色のシャガを楽しみながら駐車場に着いた。

 折角の機会なので、由緒ある善峰寺の境内を拝観する。天然記念物の遊龍の松、満開のしだれ桜、新緑等々を写真に収め、約1時間の周回を楽しんで帰垣した。今日の山は初めての人ばかりで、リーダーとしてはやりがいのある企画だった。参加者全員に感謝、ありがとうございました。

<ルート図>
[京都南西部(京都及大阪7-1)、法貴(京都及大阪7-3)]

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