【個人山行】石徹白 点名:岩巣越(三等△ 1286.9m)HT
「石徹白の沢上谷」として幾つかの記録がある保川支流、牧川の周遊に行ってきた。

- 日程:2025年8月2日(土)晴れ
- 参加者:L:HT、NH
- 行程:保川林道駐車地8:00ー遡行支流出合9:10ー点名:岩巣越11:00ー牧川休憩12:00~12:30ー林道13:30ー駐車地13:40
- 地理院地図2.5万図:二ノ峰
連日猛暑が続く中、石徹白の朝は爽やかな空気に包まれていた。
しかし、それも長い林道歩きで吹き飛ぶ。

林道を小一時間ほど歩いて出会った谷の右岸尾根沿いに目的の沢の出合いに降りる。
出合いにはのっけから5mほどの滝。

取り付いてみるとフリクションが効いて案外上りやすい。
水温は高めだが濡れるのが心地いい。

すぐに次の滝。
途中、ミストシャワーを浴びながら左手から登った。

すぐにまた同規模の滝。
左から登ったが最後がやや微妙。


次の滝はやや小ぶりになった。
右手割れ目から。

のっけからの連瀑で満腹感に満たされる。
名残惜しむように小滑滝がいくつか現れる。

穏やかな表情の滝は落ち着いた気分にさせてくれる。

ゴーロになり不図見ると右岸に立派なトチの木が立っていた。
コブの大きさがすごい。

昨今の豪雨のためか流木が目立つ。
沢を堰き止めるように堆積したところもあった。
が美しい滑や滝が程よく現れ楽しい。


滑大滝も出現。
下からだと20mくらいありそう。
下半分を簡単に登った。
斜度のある上部は右から取り付いて中間のバンドをヒヤヒヤしながら渡り左手に逃げた。

途中、お腹をいっぱいに膨らませたヒキガエルがじっとしていた。
今回は登りも下りもヒキガエルが非常に多かった。

茂みになった1140m二俣を右に進むと砦のような滝が立ちはだかった。
左手が登れるんじゃないかと2人で交代しながら探ったが後一手がでず結局巻いた。

滑床に開いた数個の穴。
その中には丸くなった石が残されていた。
撮影後は元に戻しておいた。
穴はこれから大きく成長していくのかな。

藪の中を地形図をうまく読んで点名:岩巣越に迷わず到着。
三角点近くに立つ杉の木は積雪期にスキーで訪れた時は目立ったがこの時期は森の緑の中に埋もれていた。

下山途中に見かけた変形したブナ。
どうしたらこうなるんだろう。

下降沢は上部がやや急だったがすぐに落ち着き歩きやすい。

囲むブナ林が素晴らしいが沢自体は取り立てて変化がない。

小一時間下降してようやく沢上谷の片鱗を見ることができた。

ちょっといい雰囲気になってきたので休憩することに。

沢上谷は本当にあるのか?疑心暗鬼に下っていく。
と、いきなり大滝が現れた。
右岸を巻き下ったが下から見ると登れそう。

この辺りから牧川の本領発揮だった。

おお!これぞまさしく!!

標高1000~900mあたりは滑、滑、滑のオンパレード。

滑好きなら悶絶死必至。

滑に満腹になったところで林道跡らしいところを潜る。

その後植林になっても滑がこれでもかと現れた。

最後は林道にのって素晴らしい滑を反芻しながら車に戻った。
それは、石徹白の「沢上谷」とも「荒木川」とも呼べる沢だった。
(遡行した沢は「赤木沢」の雰囲気も)

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