【 個人山行 】 蟬ヶ岳( 1194m Ⅲ△ )、水後山( 1158m Ⅲ△ ) HT
- 日程:2025年3月29日(土) 天候 晴れ
- 参加者:L.HT、OS、TS、HM、MT、YC
- 行程:駐車地7:10-蟬ヶ岳8:45-水後山10:45-休憩10:50~11:30-蟬ヶ岳12:20-駐車地13:10
- 地理院地図 2.5万図:石徹白
スノーシュー5人と共に石徹白の水後山を目指した。
5人のうち3人は最近某日本メーカーのスノーシューを購入したばかり。
某アメリカメーカーのものが高騰する中、お値打ち感のある商品だ。
僕も次に買い換えることがあったらこちらにしようかと思う。
駐車地あたりの積雪はこの時期にしてはかなり多い。
今シーズンは多雪だったと改めて思った。
初めてスノーシューを履いてワクワクするやら不安やら。
複雑な思いを抱いていざ出発。
ところで僕はというと足下はスキーです。

残雪が多いせいなのか、伐採が進んでいるせいなのか、今まで通ったことのないショートカットルートで奥に進んでいく。

伐採地の大斜面手前のあたりは少し藪っぽくなっていた。
ガスがかかって山並は見えない。

なるべく穏やかな地形を登ろうと設定していたルートは植林が伐採されて広々としたオープンバーンになっていた。
下山はここを滑ることにしよう。

尾根上に上がれば広い雑木林。
ブッシュが雪に隠されて楽しい雪上散歩となった。

緩やかに登って少し標高を上げ振り返れば野伏ヶ岳や小白山が目に飛び込んでくる。

蟬ヶ岳に到着。
南側は植林で展望はない。
北側は晴れていれば樹林越しに芦倉山や初河山などが見える。
しかしガスの中だった。

すぐに水後山に向かって出発。
途中にある目立つ大きな岩が半分雪に埋もれていた。

徐々にガスが晴れてきて陽が差すようになってきた。
この分なら雪も適度に緩んでくれそうだ。

振り返った山並が美しい。
毘沙門岳の斜面には全層雪崩のような跡が見えた。

標高点1286mを過ぎると開けた稜線が続き気持ちいい。
稜線越しに見えるピークが目指す水後山だ。

1501mのジャンクションPが近づくと斜度が増す。

ジャンクションから水後山までの尾根はカリカリ。
スキーではちょっとドキドキの条件。
途中のギャップ急斜面は逆にゆるゆるになっていた。
スキーのまま降るのが怖く壺足で下った。
スノーシューのみんなはスノーシューのまま。
経験が浅いのにすごい、と感心した。

水後山への最後の斜面もカリカリ。
スノーシューはいいがスキーでは気を使う。
ここも壺足で登った。
スノーシュー全員揃って記念写真をパチリ。

ピークは風もあり落ち着かないので鞍部に下りて休憩。
初めてのスノーシュー山行に楽しげな面々。

休憩を終え下山開始。
ジャンクションPからはスキー向きの稜線になる。
楽しげに歩くスノーシューの面々を尻目に滑降開始。
陽を浴びて雪面がいい感じに緩み気持ちいい。

植林の影に入るとまだカリカリのままだが陽が当たるところは概ねいい状態。
?ヶ岳を過ぎたところの雑木林は快適ツリーラン。
スノーシュー組を待って動画を撮ってもらった。
写真はその切り取り。

登りで滑ると決めていた広大オープンバーンはちょっと緩み過ぎて重かった。
それでも楽しくテレマーク。

今回が初めてのスノーシュー山行だったメンバーはスノーシューがお気に入りになったようで次の山行を早くも期待していた。

コメント