月報「わっぱ」 2025年1月(No.518)
【 週日山行(12月度) 】 城ヶ峰( 288m △なし )、他 KM
- 日程:2024年12月18日(水)(晴れ)
- 参加者:L.HY、AM、KM、FT、MK
- 行程:中之江駐車場8:50=岐阜市上城田寺地区駐車地9:25~9:35-尾根末端ピーク10:10-城ヶ峰10:40~10:50-点名・石谷11:40-展望台11:50~12:40-石谷登山口13:05-駐車地13:50~14:00=中之江駐車場14:45(解散)
- 地理院地図 2.5万図:岐阜北部(岐阜4-3)[北緯35°29′、東経136°45]
朝、家を出る時には厚い雲が覆い少し雨がパラつく感じであったが、集合地を出る頃には晴れる様子で気分よく出掛けた。今回の参加希望者中女性2名が直前で欠席となり、リーダー以下男性4名と女性1名で出発となった。このルートは以前同リーダーが計画され雨で実施されなかったもので、私としては初めてなので大いに楽しみにしていた。
目的地までのルートも初めてなのでとんと分からなかったけれど、40分程で常磐トンネルの手前の小公園に到着。身支度後、直ぐの鳳祥山常国寺の石柱から境内へ入り、山門の横の山側にある登山口の標識から登山開始。
寺の裏山のかなりの急斜面を尾根筋目指し て初冬の落ち葉の積る道を登る。尾根の末端のピークに着いて一休み。ここから鉄塔を越えて尾根筋の緩やかな道を進む。アップダウンを繰り返し、最後に少し登りると城ヶ峰のピークに着いた。何もないが少々の広まりがあり、初冬の木々の色付きである。


水飲みなど立ち休みだけで先へ進む。少し先にはコンクリート造の小さな祠が鎮座していたが、どのような神様の祠かは分からず目礼のみで通過。その先50mの下り。下りた鞍部では北側から登る道などもある。50m登り返しその先平坦な広尾根となる。北側は針葉樹林。植林だが手入れは良くなくほったらかしの感じで下の様子は見通せない。しばらくすると三等三角点のある高まりに着いた。周りの木の枝に「石谷」の標識があった。この点名の由来は北側の集落の名前だとF氏。

「いしがい」と読み、歴史に興味を持つ私は明智光秀の本能寺の変に関わる新説を思い出す。いわゆる四国の長曾我部氏が絡んだという説だ。石谷氏は苗字を地名としたこの地に住む土岐氏の一族で、長曾我部氏と姻戚関係にあった。明智光秀の家臣となっており、両者を結ぶ役割を果たしていたという。これは確認しないといけない。
そんなことを思いながら三角点を通過して展望台へ。名の通り前方に金華山頂上の岐阜城、その下の市街地に鷺山、新岐阜市役所など見晴らせる尾根先へ到着、昼休み。

楽しい昼休みを終えて下山開始。西側斜面の広尾根を緩く下り、最後にやや急斜面の道を下ると城ヶ峰山塊の山裾を巻いて通る道に出た。その先東海環状自動車道の工事現場の横を通り、上城田寺の集落の中を歩く。途中大きな陶器のたぬきが祀られているのを見たりして駐車地へ戻り、3時前に無事大垣に帰り着いた。

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