大垣山岳協会

秋はまだ先なのか、暑さも残る上谷山 2024.10.13

上谷山

【 一般山行 】 上谷山 ( 1083m Ⅱ△ ) MY

  • 日程:2024年10月13日(日) (曇りのち晴れ)
  • 参加者:L.MY、IK、OH、KS、GY、MY、YM
  • 行程:三城交番西駐車場6:30-徳山会館・望郷広場7:40~7:50-上谷山(昼食)11:00~11:48-徳山会館・望郷広場14:10~14:25-三城交番西駐車場16:05
  • 地理院地図 2.5万図:美濃徳山

 今年度2つ目のリーダー山行。参加者7名で上谷山までを往復する計画とした。

 徳山会館と徳山湖を見下ろす望郷広場に車を置き出発。

 しっかりした手すりと階段で整備されていたのは最初だけ。この先どうするつもりだったのか、何のためだろうなどと話しながら、鬱蒼とした樹林帯に入る。熊鈴を付け、ピストルや笛で音を出し警戒しながら進む。

 しばらく後、いきなり始まった急登に汗が噴き出る。乾いた土が柔らかく、落ち葉もあり滑りやすいため慎重に登る。

 この先山頂までは、倒木や軽いヤブが道を遮っているにしても、基本的に尾根伝いに進めば良い。

 緩やかな登りとなり、進行方向が西向きに変わるあたりでコンパスを合わせ直す。

 2週間前の下見山行の折、ちょうどこのあたりで落下していた大きなハチの巣と群がる数匹のスズメバチに出会ったため、前後に赤布を付け目印としておいたが、今回付近にハチはおらず安堵した。

(2024年9月28日下見山行時の写真)

 緩やかな稜線を進むと、浅く掘り返されたようなくぼみがあり、「鹿の寝床」だと教えていただく。見通しの効くような場所を選んでいるのか尾根道の真ん中にあった。

 眺望はほとんど効かない歩きばかりだったが、木々の間から上谷山の先にある鏡山が確認できた。

 倒木が行く手を阻む場面では、身体をくねらせすり抜けたり、大股で踏み越えたり、各自考えながらの進行。

 山頂手前の急登を100m程登り終えたところで、本日唯一色づいていた木が登頂を歓迎してくれた。

 この先さらに進み、鏡山まで80分余りで往復できる。しかし今回は、7人そろって行動することを出発前に確認し上谷山までの往復とした。

 「上谷山」と手書きされたプレートの横で集合写真。二等三角点「開田」も確認したが、全く眺望の無く狭いスペースで40分間の昼食タイム。

 同じ道を下ることになるのだが、すぐの急下りは滑り落ちぬよう木の枝や根に捕まりながら慎重に下る。

 上りと違って、薄いヤブが広がり踏み痕がはっきりしなくなる下りは、慎重にコンパスを見ながら進行方向を確認する。そのためいつものような快適な下り歩きはできない。

 登り3時間余りに対し下りは2時間20分、14時過ぎに無事望郷広場に戻った。

<ルート図>

地理院地図


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