月報「わっぱ」 2024年11月(No.516)
【 一般山行(秋山ミニ合宿) 】 北穂高岳 ( 3106m △なし )、涸沢岳 ( 3103.3m Ⅲ△ ) NH
- 日程:2024年10月12日~14日(土~月)
- 参加者:L.NH、SL.SD、KM、GM、NY、NT、HM、MM
- 行程:後述
- 地理院地図 2.5万図:上高地(高山7-2)、穂高岳(同7-1)
[北穂高岳:北緯36°18′、東経137°39′、涸沢岳:北緯36°18′、東経137°39′]
1日目 入山編(Part2)
(上高地 ~ 横尾 ~ 涸沢)
10月12日(土)(晴れ後雹、雨)
- 行程:三城交番西駐車場1:00=アカンダナバスターミナル=(バス)=上高地バス停5:50-明神6:45-徳沢7:30-横尾8:50-涸沢12:15(テント泊)
大混雑が予想されるアカンダナのバスターミナルに到着。バス停の前にはヘッドランプを付けた人たちの行列が出来ていた。何を待つ行列かわからず、取りあえずその最後尾に陣取っていると、バスを待つ列とバスのチケットを購入するための列が分かれていることが判明。我々はバスを待つ列に並んでいたようだ。なるほどチケットを持たずにバスを待つ列に並んでいても仕方がない。すかさずGさん、Kさんがチケットの行列に並んでくれた。「チケットをお持ちのお客様からバス乗り場にお並びください」との係員のアナウンスに従い、3台目のバスに乗ることが出来た。
すでに明るくなった上高地に到着して暫く行くと、朝もやの中に明神岳が聳え立つ。天気は上々、期待に胸が膨らむ。さすがに紅葉の時期のハイシーズン。海外のハイカーがとても多く、異国の言葉があちこちで飛び交っている。
平らな道を黙々と歩き続ける。横尾大橋にかかると対岸に前穂高北尾根の屏風の頭を望むことが出来た。ここから涸沢に向かう登山道に入るのだが、道幅が狭い上に登る人だけでなく下山してくる人も多いので時折渋滞が発生する。重いテント装備を担いでいるので丁度いい。ゆっくりとした歩みで涸沢を目指す。
やがて進行方向右手が開けてくると涸沢カールは近い。ここで韋駄天東陵チームメンバーが、より良いテント場を確保するために涸沢ヒュッテまでダッシュ。後続が到着するころには好条件のテント場に今夜の宿を設営してくれていた。テントの手続きにNさん達が、混雑するヒュッテ回りの情報収集や小宴会が出来る場所探しには女性陣が尽力してくれてとてもありがたかった。
やっと腰を落ち着かせてしばし酒を酌み交わしていると、何やらパラパラとテントを叩く
音が聞こえる。そう思った矢先バラバラと雹(ヒョウ)が降り出した。慌ててテントに逃げ込む。やがて雹は雨に変わり、その雨は夜半まで続いた。さて、明日はどうなることやら。
№2-2へ続く
地理院地図(1日目:上高地バスターミナル-涸沢)
地理院地図(12日~14日全ルート(涸沢岳往復))
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