【 個人山行(沢登り) 】 沢上谷(そうれだに)奥飛騨・高原川水系 YC
- 日程:2024年9月28日(土)~ 29日(日) 曇り
- 参加者:L.NH、GM、SD、TS、YC
- 行程:
28日(土)三城交番西駐車場12:00=各務ヶ原IC=飛騨清美IC=丹生川ダム=入渓地点(テント泊)
29日(日)入渓8:00~五郎七朗滝8:25~岩洞滝9:20~蓑谷大滝10:50~二股~ゴール11:30~12:00=荒城温泉=大垣16:30 - 地理院地図2.5万図:旗鉾、町方
素晴らしい滝が次々と現れ、滑(ナメ)床が多く癒される沢上谷に行ってきました。前日に高山市上宝町鼠餅に入り、入渓地点に広い場所を見つけテントを張ります。TSさんに作っていただいたホルモンカレーに舌鼓を打ち会話も弾みます。沢から笑い声と共に6名の若いパーティーが上がってきました。松本からからきたそうで、やはり人気のある沢です。

翌日、県道から尾俣林道に入った場所に車をデポします。ソウレバシから入渓。川の水は思ったより冷たくないです。

10分程で分岐。五郎七郎滝を見に行く為、右岸の滝を進みます。滝には倒木があり、左側から巻きます。2m程の滝を過ぎると傾斜が急な滑床。その先に五郎七郎滝。巨大な1枚岩の滑らかな曲線が着物の襟の様で美しい。

本谷に戻ります。緑色の釜を巻くと赤い滑床が現れ楽しくて気持がいい。

分岐を左の支流に進むと、苔で覆われた石がゴロゴロ現れ美濃の沢の様です。
カツラのハート型の黄色い葉が水面いっぱいにあり独特の匂いがします。
視界が開けると、岩洞滝(ガンドたき)が目の前に現れます。高さ30m位。

滝の落ち口が前に出ているので、水流の裏側に周り裏見し、みんなでポーズ。

再び本流に戻ります。
滑床を進むも大きな石に阻まれ、その横を通り抜けようにも石がツルツルです。ここが一番恐かった!直ぐ先には蓑谷大滝の一部が見えます。

蓑谷大滝は1枚岩のスラブ滝で高さ30mより高いように見えます。水量も多く横幅もある為、大きな滝に見えます。水の流れを見ていると癒され、いつまで見ていても飽きません。ここで休憩。

蓑谷大滝を巻くために左岸の急登を登ります。どこまで登るのかと思っていると、立派な杣道に出ます。

更に登ると右手に赤布があり、そこからロープを使い懸垂下降の様に下ります。沢に降りた滑床の先は、滝の落ち口手前。流されたら助かりません。

陽射しがあれば気持のいい森林浴が出来たのに、今日は薄曇りで残念です。

二股ナメ滝
小さい滝では滑滝で水遊びが出来ます。今日は水に濡れるのは寒いので、次回の楽しみに残して置きます。反対の滑滝を、右側にあるフィックスロープを使い登ります。

滝上は穏やかな滑床が続き、楽しい沢も終わりに近づいてきます。
おっと!NHさんが滑床の落し穴にはまります。水の流れによって岩床が削られ穴が開きます。

林道の橋が見え遡行が終わります。

今回の沢登りは、初めたばかりの私にピッタリの楽しい沢でした。嬉しいことにヒルもいません。
会では、2017年に今は亡きSSリーダー中心に16名で実施されました。その時、SSさんが沢靴を忘れ藤のツルの皮をはがし、滑り止めとして使われたそうです。
次回、会で沢上谷遡行が実施されることを楽しみにしています。

地理院地図
フォトギャラリー ~ 旅の想い出 ~
















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