大垣山岳協会

ルンルン気分はどこへやら 北横岳~三ツ岳~雨池山周回 2024.09.14

三ツ岳

【 個人山行 】 北八ヶ岳 北横岳 ( 2480m △なし )、雨池山 ( 2325m △なし ) GM

  • 日程:2024年9月14日(土) (晴のち曇り)
  • 参加者:L.FT、OK、GM、GM、TS、MK、MT
  • 行程:三城交番西駐車場5:00=安八スマートIC=諏訪IC=北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅(駐車地)8:50~9:20=山頂駅9:27-坪庭分岐9:38-北横岳ヒュッテ(七ツ池散策)10:15~(10:25)~10:32-横岳南峰(2471.6m Ⅲ△)10:44~10:49-横岳北峰(2480m △なし)10:52~10:57-北横岳ヒュッテ11:11-分岐11:17-三ツ岳Ⅰ峰12:17~12:24-雨池山13:01~13:41-雨池峠13:55-縞枯山荘14:01-山頂駅14:15~14:20=山麓駅14:27~14:45=小斉の湯=大垣20:00
  • 地理院地図2.5万図:蓼科

 当初計画では8月末であったが、ノロノロ台風10号のため延期となった。台風が通過すれば秋の空となるのが相場ではあるが、今年はそうではなさそうだ。

 出発時点では朝5時にもかかわらず蒸し蒸しとしていたが、標高1771m北横岳ロープウェイ山麓駅ではさわやかな風がながれとても気持ちがよい。山頂駅は標高2237mなので快適な山登りができるだろう。

雲一つない快晴のもとロープウェイ乗り場へ向かう。

 今の時期は20分毎の出発ということで、ちょっと待つだけですぐに乗れた。高低差466mを約7分ほどで一気に登っていく。

 山頂駅から出るとすぐに坪庭が広がる。一部バリアフリーの環境となっており登山者以外でも多くの観光客でにぎわっていた。

 快晴のもと、足取り軽く坪庭を巡る。

縞枯山

 坪庭周回ルートから外れ、北横岳へ向かう。

 有名山岳ルードだけあって、さっそく渋滞だ。

前にも後ろにも長い行列が続く。

 北横岳ヒュッテに到着。ちょっと休憩。

 七ツ池まで2分ほどで行けるとのこと。時間があるので散策することに。

 池の周りではトンボが飛び回り秋の気配は感じるのだが、実感が伴わない。

 ヒュッテに戻り山頂へ向かう。登山者は多いものの、あっという間に山頂(南峰)に到着。

Ⅲ等三角点(点名 横岳)
北横岳南峰山頂にて

 北峰へ。頂上には多くの登山者がくつろいでいる。

北峰 「修那羅大天武」石碑
蓼科山
雲がかかってしまったが、南八ヶ岳連峰

 北峰から南峰、北横岳ヒュッテと来た道を戻り、分岐から三ツ岳、雨池山方面へ向かう。

三ツ岳分岐から三ツ岳・雨池峠方面へ

 地形図では、アップダウンも10、20mほどのほぼ平坦。北横岳までの登山道と同じだろうとのんびり構えたいたら、岩、岩、岩と飛び石ならぬとび岩の登山道。

 よく考えたら、近くの蓼科山もそうだが、ここ北横岳も活火山の山であり、溶岩帯があってしかるべき。

 岩峰(三ツ岳Ⅲ峰)が見えてきた。

 メンバー全員、慣れたものですすすぃっと登っていく。

 三ツ岳Ⅲ峰でしばし休憩。Ⅰ峰まであと2峰上り下り。

 登りもしんどいが、下りも気を使う。

 Ⅱ峰への登り返し。

 ようやくⅡ峰に到着。あともうひと踏ん張り。

三ツ岳Ⅱ峰

 Ⅱ峰下りも岩、岩、岩の連続。

 Ⅰ峰に到着。景色はⅡ峰と変わらないが、疲労感が半端ない。

 Ⅰ峰の下り。岩は隠れたが、激下りは相変わらず。

 三ツ岳と雨池山との鞍部まで来た。地形図を見ると雨池山山頂まで少しなだらかなようだが。

 白樺の樹林帯を登っていく。

 雨池山山頂に到着。見通しもよくなく、達成感は感じられない。

 時刻は13時、おなかペコペコ、ようやくお昼ご飯だ。

 大休止を終え、縞枯山を正面に下山する。

 途中、縞枯れの脇を過ぎる。岩場はないと思っていたが甘かった。

 雨池峠まで降りてきた。縞枯山へピストンを計画していたが、時刻は14時前。ルンルン登山のあてが外れ疲労困憊。今回はご縁がなかったということで一路ロープウェイ乗り場へ。

 かなり雲が出てきた。青空であれば、木道歩きも気分が乗るのだが。

 青い三角屋根の縞枯山荘。今日は立ち寄らず。

 ロープウェイ山頂駅に到着。お疲れさまでした。

 おまけ。北八ヶ岳ロープウェイ、100人乗りだそうだ。

 今日は。北八ヶ岳の初心者向けルートということで、避暑ハイキングと侮っていた。ルンルン気分はどこかへ吹き飛んだが、久しぶりの岩場歩きでこれはこれで楽しい1日であった。

<ルート図>

地理院地図

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