【 個人山行 】 御在所岳・籐内壁前尾根 SD
- 日程: 2024年6月15日(土) 晴れ
- 参加者: ST、SM、SD、NH
- 行程: –
- 地理院地図 2.5万図:御在所山
今シーズンは御在所岳藤内壁での練習に力を入れているのですが梅雨前に会のメンバーと前尾根に登ってきました。

計画時には雨予報でしたが段々と良くなって夕方までは持ちそうでした。人気の山である御在所岳。休日ということもあり早めに出発し駐車地に6時到着。まだ数台しか車が止まっていなかったので良い順番でスタート出来そうでした。
前尾根取り付きに到着すると我々が一番乗りのようです。待ち人数次第では途中で撤退もあるので早めに出発して正解でした。今回は4名なので2名2組で私はSTさんと登りました。STさんは前尾根を登るのは20年ぶりだそうで久しぶりなので私がリードで登らせてもらいました。
スタートのP7は少し緊張しました。その日の1ピッチ目は何時もそうなのですが恐れが完全に無くなるのは危険なのでこれで良いのでしょう。

尾根に上がると中々の風が吹いていて雲の流れが速い。念のため持ってきたウィンドシェルが役立ちます。山は色々な事態を想定して準備し望みますが結果として使わなかったというのが殆どですので、こういう時は嬉しくなるものです。


今回の練習の課題としていたのがP4藤内沢側上部です。設定されたルート取りが出来ていなかったようでトポ(ルート図)を良く確認してからの再挑戦です。
問題の上部にさしかかり良く観察するとルートが見えてきました。多少の勇気が必要でしたが中々面白いルートでイメージが変わりました。

前尾根も終盤のP3。ここにはお気に入りのクラックがあります。体のサイズが合うのか気持ちよくジャミングが決まり気分良く登らせてくれます。他にもルートはあるのですが、つい選んでしまいます。

最後のP2ヤグラ。遠目にもそれと分かる形で遠方から来るクライマーもヤグラを登るのを楽しみに来るようで前尾根の象徴的な存在です。難易度は高度感はあるものの、ここまで登ってきた人ならば問題無いレベルです。

今回の練習は課題に対して成果有りで成功でした。まだまだ未熟なので要練習ですが少しずつ上達出来ればと考えてます。OSKではここ1,2年でクライミングに興味がある。あるいは始めたという人が増えているように感じます。裾野が広がっているようで嬉しいです。7月にも岩登り講習会がありますので興味のある方は是非ご参加ください。
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