大垣山岳協会

大茂山 2024.05.22

大笠山

月報「わっぱ」 2024年7月(No.512)

【 週日山行 】 大茂山( 452.7m Ⅲ△ ) GY

  • 日程:2024年5月22日(水)(曇り時々晴れ)
  • 参加者:L.MK、SL.NT、AM、IY、OS、GY、TS、FT、体験参加1名
  • 行程:中之江駐車場8:00=道の駅もとす8:35=林道入口脇駐車地8:40~8:50-鉄塔9:40-林道出合10:40-大茂山11:35~12:25-ヘリポート13:00-登山口13:50=中之江駐車場14:50(解散)
  • 地理院地図2.5万図:美濃神海(岐阜7-2)[ 北緯35°33′、東経136°40′ ] 

 薄曇りの空模様の中、8時に中之江駐車場を出発しました。根尾川の堤防を走っていると、黄色い花が道の両側や河原にとてもきれいに沢山咲いていました。この花は「オオキンケイギク」という名で、繁殖力が強すぎ生態系を壊すという理由で平成18年2月に特定外来種に指定されたそうです。

 下山口の林道に車を停め、身支度を整えて出発しました。車道を少し歩くと大茂山登山口の案内板があり、隣に「小学校の依頼で整備された遊歩道です」との説明文がありました。「コボ山」と名付けられた外山小学校の学習林があり、木々にはコナラ、イヌシデ、アラカシなどそれぞれ名札が付けられていて、樹木の名前が覚えられない私にはとても良い勉強になりました。

 登山口からはいきなりのジグザグ急登ですが、20分程登ると傾斜の緩い尾根道になりました。のんびり歩いていると、どこからか鼻歌が聞こえるので声の主を探すと、なんと最年長のI先輩が楽しそうに歩かれています。今日は平均年齢76歳という高齢メンバーですが、何歳になってもそれぞれのペースで山歩きを楽しまれている姿を拝見して嬉しくなりました。

登り始め

 右にヒノキの樹林帯、左に広葉樹林帯を見ながらしばらく進むと突然視界が開けて鉄塔が現れ、右手の方にこれから行く大茂山が遠く見えました。足元には一面にワラビ畑が広がっていて、まだ食べられそうなのを選んで摘みました。

 時折陽が射すと新緑が眩しいほど耀き、吹く風が爽やかです。緩い傾斜の尾根道を気持ち良く歩き、何度か林道を横切りたどり着いた山頂は展望がなく狭いので、記念写真を撮り少し戻って東屋近くでお昼にしました。

朴ノ木などの新緑の中を登る
山頂にて

 東屋は展望台になっていて「山名盤」があり、中央アルプス、南アルプス、遠くは富士山まで見えるらしいのですが、今日は生憎の天気で遠くの山は霞んでしまって何も見えなくて残念でした。

 車座になりお弁当を広げ、昔の山行の話で盛り上がったりお葬式の心配をしたり、地球温暖化の心配をしたりと賑やかなランチタイムを楽しみました。

 食事の後再び山頂へ行き、元気に万歳三唱をしてから下山を開始しました。30分程下ったヘリポート地点からは林道下山組と尾根下山組に別れて行動しました。

 尾根下山組は途中で下降点を探して引き返したりした上、神社に降りる最後の所で急な斜面があり手間取りました。そのため林道下山組は距離が3倍くらい長いのに僅か6分違いで到着されました。無事に合流し皆で帰路に着きました。

激下りを降りてきました。
<ルート図>

地理院地図 


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