月報「わっぱ」 2024年6月(No.511)
【 一般山行 】 尾崎山 ( 1367.6m Ⅲ△ ) RH
- 日程:2024年5月5日(日)(快晴)
- 参加者:L.FT、IK、OS、KM、TS、FM、FI、MK、YH、RH、体験参加1名
- 行程:中之江駐車場7:00=岐阜各務原IC7:25=飛騨清見IC 8:50=(卯の花街道)=駐車地点9:20~9:30-登山口9:50-尾崎山11:50~12:40-登山口13:55-駐車地点14:20~14:35=飛騨清見IC15:10=岐阜各務原IC17:30=中之江駐車場 18:05(解散)
- 地理院地図2.5万図:猪臥山(高山15-4)[北緯36°13′、東経137°06′]
GWの後半で快晴、行楽日和ということで渋滞を心配したが、行きの道路渋滞はなく駐車地までスムーズだった。駐車地で準備をしていると、両親と男の子2人の4人家族が私達の横を通り、挨拶を交わして登山ゲートへ向かって行った。身支度を終えて私達もさぁ出発です。
尾崎山は飛騨市と高山市の境にある山で、イワウチワ(トクワカソウ)の群生を見ることができる。花の時期が5月上旬だそうで、「上のほうで見れたらいいなぁ」と期待しつつゲートを過ぎ、登山口までの林道を15分程歩いた。登山口には先に向かった親子が待っていて「お先にどうぞ」と道を譲ってくれた。
登山口からいきなり急登となった。地面にむき出した木の根に足を掛けながら、一歩一歩登っていく。急登の途中、道の両側にイワウチワの群生が広がっていた。残念ながら花は終わっていたが、1輪ぽつんと咲いている淡ピンクの花を見つけた。可愛らしい花のおかげで顔がほころび、登りの疲れが和らいだ。時折吹く風もザックと背中の間を通って心地良かった。
タコ足のように太い幹が上に伸びた立派なブナの木や根元で折れても力強く生き残っている大木、小動物の巣になっていそうな空洞がある大木が登山道に現れ、神聖な山にお邪魔していますという気持ちになる。
イワウチワはというと、やはり花のピークは終わっていて、生い茂る葉の中にポツンポツンと点在している程度だったが、見ることが出来て良かった。途中木が開けたところから穂高連峰や乗鞍岳を眺望できた。連なっている山は、どれがどれだか分からない。分かってくると面白いのだろうな。
小さな小さな沢を渡り、リーダーの「最後の急登!がんばろう!」の掛け声。急登で足の運びが辛いけど、気持ちには力が入ってくる。
反射板が見えて山頂に到着。登ってくる最後尾のF氏のすぐ後ろには小学生の男の子。実はこの家族は小休憩も一緒だった。
三角点は背よりも高い笹薮を5m程かき分けたところにあった。家族連れも藪の中へ行くと、Tさんが「真ダニがいることがあるから、後で体中見てね」とアドバイスしていた。Oさんも真ダニにやられた経験があると聞き、家でチェクしなければと思った。
下山は登った道を戻るのだけど、1歩1歩ゆっくりでも急坂で足を取られ滑る。なんだかんだで皆ケガなく駐車地に到着し帰路についた。帰りの高速では故障車による渋滞に引っかかり到着時間を心配したが、渋滞を抜けるとスムーズに帰ることが出来た。皆様お疲れ様でした。
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