【 個人山行 】 雲母峰 ( 888.1m Ⅲ△ ) 清水 友子
- 日程:2023年2月11日(土) 晴れ
- 参加者:清水友、他1名
- 行程:大垣7:40=水沢茶屋町=(三重県道44号)=宮妻峡分岐=林道駐車場9:06→独標尾根登山口9:30→雲母峰Ⅱ峰11:25→雲母峰11:45→西峰11:50→雲母峰12:05~12:35→独標尾根登山口13:50→駐車場14:00
- 地理院地図 2.5万図:伊船
雲母峰は鈴鹿山脈にあり鎌が岳や御在所の前衛峰の峰で平野部からみると独立峰のように見える。鈴鹿の山が好きで数多く登っているが、キララという素敵な山名なのにまだ一度も登ってはいない。
県道44号を走ると観光名所の水沢もみじ谷がありそこから雲母橋を渡った所に登山者の為の駐車スペースがあった。ちなみに雲母峰という山名はこの谷から雲母を採掘していたからこの名前がついたようだ。
登山口から林道を歩き雲母峰独標尾根登山口に着いた。
ここから杉林を九十九折りに登るので急登が緩和され登り易い。前日の雨で道には雪がすっかり溶けてしまって全くない。
杉林を登りきると標高590mの尾根にでた。ここから広葉樹林帯になり周りは明るくなった。所々樹木の間から伊勢湾が白く輝いてた。新緑の季節になればここは緑のトンネルになるだろう。
快適に進むと標高点735に着き、ここで道は北向きに変わって少し雪の有る尾根になった。
尾根は少し狭く小さなアップダウンを繰り返しながら進む。道幅が狭い所はロープが張ってあった。木の根が露出した尾根道からは雪の残った鎌が岳や御在所岳、入道ヶ岳が間近に見え、奥の雨乞岳はまだ真っ白だった。
痩せ尾根から鞍部に降り馬酔木の森を通り抜けると標高875mの雲母Ⅱ峰に到着した。ここは、パラグライダーの滑走場として利用されていて南東側が切り開かれていた。
雲母峰Ⅱ峰からの眺めは展望が素晴らしく四日市の街並みと伊勢湾が輝いていた。
ここから雲母峰の山頂を目指すが、北斜面はまだ雪が多く残っている。鞍部までは短いがちょっとしたラッセルの真似事をしながら降りる。雪はここから少し多くなるが雪はこのところの暖かさでアイゼンを付ける必要はない。
山頂に向かう途中の右側には不動道がありここから周回できるのだが、下山してからの道が長いので今回はやめた。
ここから標高50mほど上げると888.1mの三等三角点、点名吉良良山に到着した。樹木の間で展望はなかった。西峰はすぐ近くなのでそちらにも足を伸ばしたがここも展望は全くなかった。ここから鎌が岳登山口まで縦走できるルートが続いている。今日も何人か歩いていることだろう。
山頂まで戻り昼食を摂った。今日はここまでなので出発もゆっくり、のんびり登山。大変暖かく、頂上付近にあったマンサクも開花準備が進む事だろう。
いつごろか分からないが鈴鹿の山には写真のような真新しい立派な看板が数多く設置されていた。やはり遭難事故が多いからであろう。
少しづつではあるが紙の地形図をみるとなんとなく地形がわかるようになったきた気がする。
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