月報「わっぱ」 2022年11月(No.492)
【 一般山行 】 局ヶ岳 ( 1028.7m Ⅲ△ ) MM
- 日程:2022年10月2日(日)(快晴)
- 参加者:CL.SK、SL.FT、OM、SM、FM、MY、MK、MM
- 行程:岐建駐車場6:00=四日市IC=勢和多気IC=局ヶ岳神社駐車場8:40~9:00-新登山口9:15-小峠10:45-局ヶ岳11:00~12:20-小峠12:50-旧登山口13:45-局ヶ岳神社駐車場14:15~14:30=勢和多気IC=桑名東IC=岐建駐車場17:40(解散)
- 地理院地図 2.5万図: 宮前(伊勢10-3)
10月最初の一般山行はSKリーダーのもと局ヶ岳で行われました。局ヶ岳は三重県松阪市飯高町、北は同市飯南町にまたがります。ピラミッド型の姿から「伊勢の槍ヶ岳」と呼ばれています。堀坂山、白猪山とともに「伊勢三山」または「伊勢の三星」とも呼ばれており、伊勢湾からよく眺められ航行の目印ともされました。山名は飯高町からの山容が十二単をまとった局の姿に見えるという説があります。
秋晴れの中、総勢8名で岐建駐車場を出発しました。新しく入会されたSMさんが参加されました。2時間半程で駐車地の局ヶ岳神社に到着しました。すでにほぼ満車の状態で人気の山だと思われます。身支度を整え、リーダーから今日は新登山道から登り、旧登山道を降りる周回コースと説明を受けました。奥に進み新登山道と旧登山道の分岐で左に折れて舗装路を少し歩くと新登山口に到着しました。案内板が大きく分かりやすいです。コナラ、リョウブ、アカマツ、ヒメシャラの林の中を九十九折りに登って行きます。
眺望にはさほど恵まれない単調な道ですが、1丁から23丁の山頂までの距離表示がされており目途がつけやすくしてありました。標高580m付近で炭焼き窯の跡の石組みが残っている状態を初めて見ました。標高850mのピークをトラバースぎみに進んで行くと旧小峠、10分程で旧登山道との合流地点の小峠に到着しました。標高900m付近から岩場の歩きづらい道に変わり、山頂直下の急坂を登ると山頂に到着しました。
山頂は広く刈り払われており、伊勢の山々が360度見渡すことができる眺望ですが、大きな通信反射板があって少々がっかりです。多くの登山者がいて赤とんぼが多く飛んでいました。長めの昼食を取った後、全員で写真撮影をしました。地元のNPOの方たちとご一緒になり、松坂市飯高町周辺の11の山を「まつさか香肌イレブン」として登山道を整備したり、パンフレットを配布したりしてPRされています。11の山とは局ヶ岳、栗ノ木岳、三峰山、高見山、木梶山、明神山、桧塚、池木屋山、迷岳、烏岳、白猪山です。
下山は旧登山道で.スギの植林帯の中を九十九折りに下ります。登山道に秋の花トリカブトがひっそりと咲いていました。林道に出ると再び登山道でショートカット。舗装路になりしばらく歩くと無事に局ヶ岳神社に到着しました。帰り道パンフレットをいただこうと「道の駅茶倉駅」に寄りましたが、残念なことに品切れでした。その後御在所SAで休憩を取り、予定時刻より早く大垣に到着しました。
私は伊勢地方の山に訪れたことがなく、今回が初めての登山でした。局ヶ岳は地元の方に愛される素晴らしい山で、参加できて良かったです。リーダーはじめ運転して下さった方々、ありがとうございました。
地理院地図
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