月報「わっぱ」 2022年7月(No.488)
【 月例山行 】 学能堂山 ( 1021.4m Ⅱ△ ) 桐山 美代子
- 日程:2022年6月5日(日)(曇り)
- 参加者:L.柴田悦、阿部育、安藤正、小倉繁、小倉幹、桐山美、成瀬八、林 旬、堀㟢尚、宮川裕、宮澤健、安村單、山田真
- 行程:中之江駐車場6:00=三峰山登山口駐車場9:25-上村登山口9:45-第一標識10:00-第二標識10:40-白土山(980m)11:15-第三標識11:40-学能堂山11:55~12:45-第二標識13:30-上村登山口14:45駐車場15:00~15:15=大垣18:00(解散)
- 地理院地図 2.5万図:菅野(伊勢14-1)
登山口付近に予定していた駐車場は満車だったので、仕方なしに名張川沿いに少し先へ進む。「三峰山登山口駐車場」に適切なスペースを見つけここに駐車。
身支度して川沿いに少し戻り、川を渡って村中を通り抜け登山口に到着。入山フェンスの扉を開けて渓流沿いの林道を歩き出す。右手に回ると第一標識「学能堂3.0㎞・神末上村1.1㎞」が現れ、ここからいよいよ斜面登山道へ入った。広い斜面はよく手入れされた杉の植林帯で、杉落葉を踏みしっかりした一本道を登っていく。落葉の積もった山肌に雑草は無く、一人静が群生したり散在したりしている。十字の緑美しく、中には二人静も見られた。左、右、左と渓流沿いに進むとやがて急傾斜になり、渓流は姿を消した。尾根筋に上がり分岐点(コスマ峠)に到着、第二標識「学能堂2.1㎞、神末上村2.0㎞」が現れた。ここで一服、引き続き左方向へ進む。広い尾根を2,3度アップダウンして一つのピーク、白土山(980m)を通過。それなりの登りではあるが比較的緩やかで、四十雀の声を聞きながら先を目指す。
リーダー言うところの激登部へ入る地点に第三標識「学能堂0.4㎞、神末上村3.7㎞」があった。いよいよ頂上直下の最後の登り。気持ちを引き締めて、短い九十九折れした道を登っていくと頂上部へ到着した。
予想外に登山者が多い。山頂部は樹木限界を過ぎて枯芒の株があちこちに見え、楽しみにしてきた山芍薬の花が姿を現した。
三角点のある場所はもう少し先なので、先ずはそちらへ向かう。頂上三角点に到着、万歳三唱と記念写真。山頂は広く開けて360度の展望があり、特徴のある局ヶ岳などが見えた。
三角点を後にして山芍薬の花を求めて引きかえす。あちこちにいる登山者の中で場所をとって腰を下ろし、昼食休憩。食後は山芍薬の花を求めて写真撮影。
今回の山行は山芍薬の盛りを狙って計画されたものと聞いた。山協では以前に登っており私もその一人だが、季節も違ったのか、山芍薬で有名で登山者も多い山とは知らなかった。登る途中、リーダーがすれ違う登山者に花の具合を聞き合わせると「バッチリですよ」という答えが返ってきて大喜びだった。360度の展望、山芍薬の満開を満喫して下山開始。登山ルートを折り返す。
第三標識から第二標識の間では、珍しくカッコウが遠く近く鳴いてくれた。直ぐ頭上で鳴いた事も有ったが姿を見ることは出来なかった。
頂上からこの辺りまで蕾み状のウツギ(卯の花)があちこちに見られた。山裾や村中、車で走る途中には道端にも沢山咲き乱れていて、此の地域は卯の花の花盛りであった。
帰り道はメンバーの提案で青山リゾート地区を通るグリンロードとか言う新道を使って無事大垣に帰着した。
山頂の山芍薬や人集う
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