大垣山岳協会

鳩吹山、点名・西山 2022.06.01

点名・西山

月報「わっぱ」 2022年7月(No.488)

【 週日山行 】 鳩吹山 ( 313.3m Ⅲ△ )、点名・西山 ( 339.8m Ⅳ△ ) 宮澤 健二

  • 日程:2022年6月1日(水)(晴れのち曇り)
  • 参加者:L.鈴木正、岩田嘉、桐山美、高橋文、堀 洋、宮澤健
  • 行程:中之江駐車場6:45=桃太郎神社駐車地8:20~8:30-鳩吹山コース出合9:35-西山休憩舎10:25~10:35-鳩吹山11:35~11:45-西山13:10~14:00-天神山14:20-桃山15:30-駐車地16:00~16:20=中之江駐車場17:10(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:犬山(岐阜4-2)、小泉(飯田16-4)、美濃関(岐阜4-1)

 今日は犬山栗栖山域周回の週日山行で、晴れた朝、中之江駐車場に5人が集合。国道21号の渋滞が気になるので、予定より15分早く出発した。和合IC付近で早くも渋滞が始まっていたがまぁまぁの流れで、岐阜、各務原、犬山と順調に走り桃太郎神社に到着。リーダーの鈴木さんはすでに到着していた。

 今日のコースは、せせらぎコース→鳩吹山コース出合→鳩吹山往復→西山→天神山→桃山→栗栖神社→駐車地。せせらぎコース登山口よりスタート。ひんやりとした谷で、せせらぎの音を楽しみながら自然林の中を歩く。花は紫色のキランソウが所々に咲いていた。小さな川を右に左にと渡渉しながら歩くと登りになった。尾根に登った所で立ち休憩。

せせらぎルート出発
遊歩道看板
紫色のキランソウ
尾根に登った所で立ち休憩。

 鳩吹山コースの尾根に登ってからは登山者と時々会うようになる。保護柵の中にササユリが咲いていた。鳩吹山山頂に到着して10分ほど眺望を楽しみ、西山に向けて出発。

西山休憩舎

 分岐で北回りコースへ。鞍部には「ここからは危険な岩場があり遊歩道ではないので注意」の看板がある。でも皆さんは足取りも軽く登って行く。流石に西山山頂手前の岩場では足がつる人が出たので、対処をしてゆっくりと登る。西山山頂に到着して遅めの昼食をいただく。冷えたビールが美味しい。

西山手前の岩場の登り。皆さん元気です。
西山山頂 遅めの昼食
西山山頂 集合写真

 1時間ほどゆっくりした後、下山を開始する。20分程で天神山に到着、標高は313.5m。ここは眼下に木曽川の優雅な流れが見える。2002年12月に休止されたが、かつて日本ライン下りが運行されていたところである。

天神山山頂

 さらに稜線を桃山に向う。立派なササユリが咲いていたが、人が少ないためか保護柵はない。シダ類が多くなってきた。

ササユリ

 1時間ほど樹林帯の中を歩くと桃山に到着。標高は168mで、ここに御料局三角点の標石がある。明治時代、国有林の中でも皇室の財産であった森林は、宮内庁御料局が管理していた。管轄林の管理のため定期的に森林の面積をはかる測量をしており、このための基準点として設置されたものが御料局三角点です。戦後、御料林は犬山国有林に変わったが、この国有林は自然空間利用タイプに位置づけられ、その中で「自然休養林」に属する。人手を入れない林で林業の対象外の地だそうだ。

 桃山から急な登山道を降りると「桃山コース登山口」の標識のある栗栖神社に出た。そこから道路を15分程歩いて駐車地に到着。鈴木リーダーとここで分かれた。

栗栖神社

 帰りも国道21号が混んでいないか配したが、なんと50分程で中之江駐車場に到着。今日の行程は約10㎞でした。お疲れ様でした。

<ルート図>

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