【 月例山行 】 甲斐駒ヶ岳( 2965.5m Ⅰ△ ) 清水 克宏
連休後半の5月3日~5日は、北沢峠をベースに、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳集中登山の計画。
丹生リーダーのもと、男性7名、女性4名の大所帯。新型コロナ対策で、ソロか2名用テント泊。
この時期の南アルプスは初めてで楽しみであります。
伊那市長谷の仙流荘まで車で入り、6:15のバスで歌宿まで。
懐かしい鋸岳の雄姿を見上げ、北沢峠まで約2時間の南アルプススーパー林道歩き。
北沢峠の先、北沢右岸の長衛小屋(標高1,980m)に隣接するキャンプ指定地にテントを設営。
今回は天候を見ながら甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳に登る計画が、3日とも好天の予報なので、初日は有志7名で栗沢山まで足慣らしに。
シラビソなどの針葉樹林の登りは、まだらに雪が残り、1回アイゼンを装着。
高山病なのか胃痛を訴えるメンバーもあって、2時間のコースタイムのところ倍近くかけながらゆるゆる登高。
樹林帯を抜けると、仙丈ヶ岳が背後に全容を現す。アイゼンを外し、岩まじりの稜線を登り詰める。
岩峰摩利支天を従えた甲斐駒ヶ岳(2,967m)。背後は八ヶ岳。
約4時間かけて(かかって?)、栗沢山頂に。
メンバーによると、この山は宇多田ヒカルさんの天然水のCMのロケ地だったそう。
翌4日 6:00発で、いよいよ10名で甲斐駒ヶ岳をめざす(Hira氏は仙丈ヶ岳へスキーに)。
往路は仙水峠経由のルート。
キャンプ地から北沢沿いに進む最初の斜面の雪が早朝で凍り付いているので、慎重を期してアイゼンを装着。あとは問題なし。
冬季閉鎖中の仙水小屋(2,130m)の前で一服。
7:50仙水峠着。甲斐駒が姿を現してきた。
9:35駒津峰で、北沢峠からの直登ルートと合流。
ここから六方石を経ていったん下ったところで右手の摩利支天方向に巻くルートを分ける。
往路は直登ルートを選択。
残雪はわずかで、ほとんど夏と同様の岩稜を急登。
11:40甲斐駒ヶ岳山頂に到着。標準コースタイム4時間10分のところ、所要5時間40分と苦しんだ。
その分、仙丈ケ岳と木曽山脈をバックに記念撮影をすれば、達成感もひとしお。
昨日登った栗沢山とその後ろのアサヨ峰(2,799m)越しに、北岳(2,193m)や間ノ岳(3,190m)が。
残雪の南アルプスの大展望に身を置け、至福のひと時。
12:20下山開始、摩利支天側の巻道を行く。全般にこちらの方が岩も少なく歩きやすい。
鳳凰三山越しに富士山が眺められたのもうれしい。
一か所雪渓を横断する箇所があり、リーダーが慎重を期してアイゼン装着を指示。
駒津峰から帰路は双児山経由で北沢峠へ。北岳を見納める。
北沢峠に16:00着。夏の標準コースタイム7時間のところ10時間。まあこれが実力でしょう。
最終日5日。
16:15の歌宿の最終バスに乗るためには13時台にはテント場に戻っている必要がある。
スキーで4日に仙丈に入ったHira氏の報告や、昨日のピッチからすると、早立ちしても仙丈ヶ岳往復は難しい。
行けるところまで行って引き返すか、登らず早く帰るか相談し、連休最終日なので早く帰ることに。
歌宿10:15発の予定が先発で9:45にバスを出してもらえ、仙流荘には10:30頃到着。
伊那市のソースかつ丼の人気店で満腹になり、高台の「みはらしの湯」で3日間の汗を流し、渋滞もほとんどなく無事帰着。
南アルプスの展望をほしいままにした3日間、リーダー様、メンバー様ありがとうございました。
- 日程:2022年5月3日(火)~5日(木) 快晴
- 参加者:L.丹生統、大谷早、佐藤大、清水克、中田英、廣瀬美、平木勤、藤野一、三輪唯、山本知、吉田千
- 行程:(ー:車、=:バス、…:徒歩)
- 3日(火・祝) 大垣3:00ー小黒川S.I.T-仙流荘(駐車)6:15=(バス)=歌宿バス停7:20…北沢峠9:05…長衛小屋テント場9:20~10:10…栗沢山13:50~14:10…テント場(泊)16:00
- 4日(水・祝) テント場6:00…仙水小屋7:05~7:20…仙水峠7:50~8:00…駒津峰9:35~9:45…(直登ルート)…甲斐駒ヶ岳11:40~12:10…駒津峰13:40…北沢峠16:00~16:20…テント場16:30
- 5日(木・祝) テント場8:00…歌宿バス停9:15=仙流荘(帰路)
- 地理院地図 2.5万図:甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳
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