大垣山岳協会

三ノ沢岳報告 2021.07.17

三ノ沢岳

【 個人山行 】 三ノ沢岳 ( 2849m Ⅲ△ ) 小倉 幹雄

  • 日程:2021年7月17日(土) 晴れ
  • 参加者:小倉幹、山本知、村田美、加藤美、清水満
  • 行程:大垣4:00=菅の台バスセンター6:15~6:45=ロープウエイしらび平駅7:35=千畳敷駅8:00-極楽平8:45-分岐9:00-三ノ沢岳山頂11:10~11:50-極楽平14:50-千畳敷駅15:30=菅の台バスセンター16:35=大垣19:00
  • 地理院地図 2.5万図:木曽駒岳

 入会3年程の会員より夏山2000m以上で日帰り可能所にと依頼があり、よって中央アルプスの三ノ沢岳に行く事にしました。

 三ノ沢岳は中央アルプスの主稜線から離れて登山道は三ノ沢岳までしか無く、往復登山になり、以前は静かな山であったが、今日は思ったより多くの登山者に会いました。

 千畳敷駅を出た所に既に多くの登山者がいて、多くは木曽駒ケ岳方面のようである。

千畳敷駅
千畳敷カールと宝剣岳

 極楽平稜線に到着、稜線には、中央アルプスの特産で岩場、砂地に自生してますヒメウスユキソウを見る事が出来た。絶滅危惧種で今では希少な花であります。

極楽平
ヒメウスユキソウの花

 分岐を過ぎ、最低コルまで下り、コルより三ノ沢岳まではアップダウンはありますが比較的きつい登りであります。大半はハイマツに覆われていてハイマツの中に時々岩場が出てきます。

コルより三ノ沢岳
ハイマツ中を登り

 ハイマツの中に咲いている花を見ると疲れをいやしてくれる。

キバナシャクナゲの花
ナナカマトの花

 いよいよ今回山行の一番楽しみしている、三ノ沢岳山頂近くのお花畑が2か所ありました。登山道より斜面下の方まで咲いていた。主な花は、コバイケソウ、チングルマ、シナノキンバイ、サクサンイチゲ、ミヤマキンバイ等が斜面いっぱいに咲いていました。

お花畑
シナノキンバイ
ハクサンイチゲ

 ようやく三の沢岳山頂に到着。三角点にタッチして、すぐ近くの岩場の展望台にて昼食かねて大休憩した。展望台からは近くに木曽駒ケ岳、少し遠くに御嶽山、乗鞍岳、遠くに穂高連峰が見る事が出来ました。

三ノ沢岳山頂(三角点)
岩場の展望台
<ルート図>

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