大垣山岳協会

クラソ明神 2021.05.23

クラソ明神

月報「わっぱ」 2021年6月(No.475)

【 一般山行 】  クラソ明神 ( 1023.0m Ⅲ△ ) 加藤 美加

  • 日程:2021年5月23日(日)(曇りのち晴れ)
  • 参加者:L.鈴木正、加藤美、藤井利、藤野一、宮澤健、村田美、山本知
  • 行程:三城交番駐車場6:30=山県市役所美山支所(鈴木Lと合流)7:30=白岩谷、熊野神社下駐車地8:00~8:25-(南西尾根直登コース)-クラソ明神(昼食)11:00~12:10-(南尾根コース)-ミズマタ林道14:25-駐車地、熊野神社参拝14:35~15:20=山県市役所美山支所(鈴木Lと分れ)=三城交番駐車場17:00(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:下大須(岐阜6-2)

 白岩は武儀川の支流の神崎川のそのまた支流白岩谷の最上部にあります。熊野神社の駐車場で身支度をして、すぐに東北に延びる尾根の岩混じりの斜面に取り付き、直登しました。

 今年は早くから梅雨入りした為地盤が悪く、足元が滑りやすいので木の根っこ等をつかみながら進んでいくと大きなヒルがいてビックリしました。直ぐに鈴木リーダーが虫除けスプレーで退治してくれてたので安心しました。さらに進んで行くと標高615m辺りからやぶ林が現れて来ました。コナラやモミ、ツガの針広混交林で、新緑で明るい林内には鳥達の鳴き声が飛び交い癒されます。

取付きの尾根の激登り

 初めてユウレイソウにお目にかかりました。その名前はギンリョウソウ(銀竜草)、姿は白くて不気味ですが花言葉は「そっと見守る」「はにかみ」でした。

 次第に林の様相が変わってササやぶの背丈が高くなり密度が増してきました。かき分けながら進みますが、ササが顔や体中に当たりなかなか進みません。大木が何個所も倒れており、体力も消耗しそうです。

 標高850m辺りの平坦地で鈴木リーダーが珍しい物を発見しました。それは熊の寝床です。ササが沢山敷き詰められておりふかふかとしていて、2メール位の大きさで真ん中はへこんでいます。時間が経っているのでササも茶色く変色していました。今使っている場所だったら熊に遭遇するかも知れず、大変ですね。

 再び進んでいくとベニドウダン、サラサドウダンを見る事が出来ましたが、喜びもつかの間です。又もやササやぶになり、かき分けながら進むこと1時間、いきなりササのない場所に出て、そこが頂上でした。我が会の三角点踏査の折に汚れを落としたのか、刈り払いの真ん中に白く綺麗な三角点が座っていました。

 頂上は人より背の高いササで一面に囲まれており、眺望は辺りの山々が顔を覗く程度でした。苦労して登りましたので1時間、ゆっくり昼食休憩をしました。

 下山時には地図を見て登山道を確認して、南尾根を下りました。踏み跡はしっかり付いていましたが、両側から分厚いササがかぶさり道をふさいでいます。

 それを両手でかき分け体を進めるのに格闘苦闘の連続でした。これが登りでなく下りで良かったと思いました。711mピーク手前の鞍部から右に折れ、廃道化した旧峠道を地図で何度も確認しながら進みました。すると小さな沢と大きな沢が2カ所有りました。対岸には林道が見えています。何処を渡ろうと考えながら大きな沢を渡渉し、林道に上がり無事に下山しました。

 駐車場に戻り熊野神社に参拝する事になりました。綺麗に整備された神社の石垣はコケに覆われていました。歴史を感じながら立派な参道を上がると拝殿があり、本殿周りも綺麗に清掃されていました。帰りの白岩谷沿いの林道に咲くシャガが満開で何キロも繋がっているので別れ惜しく見とれていたら、マムシグサを見つけることが出来ました。

 今回ササやぶの登山を経験して地図読みの重要性を痛感し、今後も安全に楽しむ登山をしていきたいと思いました。

<ルート図>

コメント