大垣山岳協会

音羽山(牛尾山) 2021.05.11

音羽山

月報「わっぱ」 2021年6月(No.475)

【週日山行】  音羽山 ( 牛尾山 ) ( 593.1m Ⅲ△ )  堀 義博

  • 日程:2021年5月11日(火)(曇りのち晴れ)
  • 参加者:L.堀 義、安藤正、岩田嘉、大谷早、大橋礼、小倉幹、桐山美、竹森せ、堀 洋、宮澤健
  • 行程:岐建駐車場6:25=関ヶ原IC=瀬田東IC=登山口8:05~8:15-府県境稜線出合9:20-分岐9:50-牛尾観音10:10~10:25-音羽山11:15~12:05-府県境分岐12:40~12:50-登山口13:45~14:00=岐建駐車場15:40(解散)
  • 地理院地図 2.5万図:瀬田(京都及大阪3-1)、京都東南部(同3-3)

 県内の感染者数が急拡大している中強行したが、適切な判断ではなかったかもしれない。集合時には小雨が降っていたが、高速を西へ向かう程に天気は回復してきた。菩提寺PAでトイレ休憩して登山口へ。何もない空き地に岐阜ナンバーがぽつんと2台、ちょっと気になる。

 今日のルートはほとんどが東海自然歩道。道は良く整備されており、標識も多く安心安全なコース。遊歩道や林道を25分程歩くと立派なトイレ棟がある。さすが自然歩道。その先しばらく林道を辿り、終点から山道になる。沢沿いの道から山腹を階段で登るようになり、一頑張りで滋賀県と京都府の府県境界稜線に出る。

 そこから北へ境界稜線を辿る。新緑がまばゆいが、女性会員によると「獲物がない!」。もっと純粋に緑を楽しみなさい!

 3度ほどアップダウンを繰り返すと、牛尾観音への分岐となる。そこは大したピークじゃないけれど、以前はなかった「牛尾山」の看板が掛けられていた。その横には「牛尾山は山域全体を指し、特定のピークを指すものではない」という反論看板もある。今年が丑年だから関心があるのだろうが、私は後者の意見に賛成。

 そこから一旦稜線を離れ、牛尾観音に向けて180m下る。登り返すのは大変だが、やはり観音さんにお参りしなければ牛尾山に登ったことにはならない。皆、文句も言わずに付いてくる。お参りを兼ねて小休止した後、稜線まで登り返す。その先はアップダウンの少ない緩い登りで音羽山の頂上に到着。予定より30分早かった。

 頂上は最高の見晴し。北正面に比叡山。西に愛宕山があり、その間に京都の市街地が広がる。京都タワーも識別できる。東は眼下に大津市街とその先に琵琶湖が大きい。琵琶湖大橋は薄くみえたが、その先の比良山系は雲に隠れていた。

 景色を堪能しながらゆっくり食事して帰路に就く。もちろん牛尾観音は素通りして駐車地まで。予定より1時間近く早く着いた。

新緑に包まれて東海自然歩道を歩く

 よく見ると私の車に小さな傷が。いやな予感が当たったようだ。やはり止めるべきだったかな、と優れない気持ちで帰途についた。

<ルート図>

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