大垣山岳協会

塔ノ倉 2021.12.12

塔ノ倉

月報「わっぱ」 2021年1月(No.470)

【一般山行】  塔ノ倉 ( 715.6m Ⅲ△ ) 柴田 悦子

  • 日程:2020年12月12日 (土)(晴れ)
  • 参加者:L.柴田悦、安藤正、小倉幹、清水友、杉本眞、高橋文、竹森せ、丹生統、林 旬、藤野一、村田美
  • 行程:三城交番駐車場8:00=塔ノ倉登山口8:30~8:45-奥の院9:10-鉄塔№104 9:35-塔ノ倉10:35~11:30-奥の院12:15-登山口12:50=三城交番駐車場(解散)
  • 地理院地図 2.5万図: 谷汲(岐阜7-4)

 このところ暖かい日が続いていたが、強い寒気がきているとの予報だ。今朝の気温は8度で、それほど寒さは感じない。三城交番に集合して、車3台で出発した。1名は現地で合流の予定だ。

 国道303号で揖斐川町の「新北山トンネル」を抜け、次の信号で右手「乙原トンネル」に入る。それを出るとすぐ左へ鋭角に曲がり、川沿いの道を進む。この先に宗教施設「聖心殿」があり、そこで行き止まりとなっている。道には倒木も落石もなく落ち葉も清掃されていて、参道がここから始まっているかのようだった。

 聖心殿の脇から谷沿いの道を登る。この谷は大雨のたびに崩れ、そのたびにここの信者が登山道を直しているらしい。しばらく行くと谷が開けて、衝立のような大きな岩が現れ、その裾に浅い洞窟があって、水が滴り落ちていた。その前には石積みに囲まれて小さな奥の院があった。

 小休止の後、左手のザレ場の急斜面を上がり、トラバース気味に鉄塔まで行く。たくさんの椿と樒(シキミ)が道の両側にあった。そこからは広い尾根にジグザグにつけられた巡視路を辿った。

 山頂は南北に長く、広い台地のようで予想外に明るく気持ちが良かった。万歳三唱は塔ノ倉が初めての3名の方にお願いした。その声はよく晴れた空に響き渡った。

 その後は分厚く積もった乾いた落ち葉に腰を下ろして昼食をとった。

 帰りは落ち葉に足を取られないように気を付けながら下った。ついでに拝殿に立ち寄り今日の無事を感謝するとともに、来年は明るい良い年でありますようにと心からお祈りしたのだった。

<ルート図>

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