大垣山岳協会

初級沢登り講習 鈴鹿・元越谷 2020.06.21

元越谷

【沢登り】 鈴鹿・元越谷 平木勤

  • 日程:2020年6月21日(日) 晴れ
  • 参加者:L 平木勤、SL 中田、竹森、大谷、後藤、小栗、村田、藤野、佐藤 (9名)
  • 行程:R477駐車地8:40-入渓地9:20-大滝10:25-615m二俣休憩11:50~12:20-仏谷出合13:05ー駐車地15:15

初級沢登りのリーダーを仰せつかった。
初心者が沢体験するのに適当なところとして元越谷を選択。
過去に何度か初心者を連れていった事があるので要領もわかる。
今回は3名の初心者が参加。

外出規制が解かれてのこの天気。
人気の元越谷は混むだろうな、との予測に反し、R477の駐車地は我々だけだった。

遡行準備をしてまずは沢や沢道具について説明。
沢で必要なロープの結び方としてエイトノット、プルージック、インクノットをあげるとインクノットがわからない、との声。
実演をするとそれぞれで練習が始まった。
熱心な姿が目に眩しい。
ベテランさんの教える姿も良かった。

意外と長い林道を和気あいあいと歩き、いざ入渓。
ここでも沢の歩き方などの説明。

スタートが花崗岩のゴーロなので初心者に優しい。
ここで沢の歩き方に慣れていく。
僕自身も足慣らしをするところだ。
欲を言えば積極的に水流を歩いてほしいところだが初めからはちょっと難しいか。

沢が細くなると堰堤が立ち塞がる。
ここはお決まりの左岸巻き。
高巻きの練習になっていい。
ただ以前に比べ大分スリリングな感じになっている。

他パーティが右岸を越えていくのを見たのでどうなっているのかと思ったら、壁が崩落してガレ場となり堰堤を越えやすくなっていた。

次はへつりの練習。
淵の越え方は、泳ぎ、高巻き、へつりの三通りがある、と事をはなし、泳いでもいいよ、と言ったが誰も泳がなかった。
みんな何だかんだと上手いことへつっていた。

大滝は水量が多く迫力満点。
深々とした淵を渡りルンぜを登って越して行く、と話すとみんな緊張顔。

と言いつつ、みんな確りと淵を渡りルンゼに取り付く。

落口まではロープで芋づる式に全員、確保して登ってもらった。

ここからは名物の美渓の始まり。
エメラルドグリーンの美しい流れの横を足下を確かめながら進んで行く。

やっぱり泳ぐ人はいない。

というか、ちょっと気温が低い。

水量が多くて今日はへつれそうにないところに挑戦する若者。
見事にドボン。
でもその積極性がいい。
上手くなる。

615m二俣休憩地直前でドボンする人続出。
でも、ドボンしても危険がないところがこの沢のいい所。
初心者にはいい経験になったのでは。

休憩後は今日の最終目的地に設定した仏谷出合に向かう。
ここからは特に難しいところもないので自由に歩いてもらう。
気のはやる若者は先頭をきったりしていた。
ここに至って歩きに不安があった人も安定した歩きになってきた。

経験が人を育てて行く。

美しい流れと緑のコントラストを味わえるのは沢ならでは。

小滝も思い思いに越えていく。

仏谷手前の淵越えがどうかな、と思っていたが杞憂に終わった。

今日の最終目的地、仏谷出合には思いの外短時間で到着。
こんなことを言っては失礼だが意外とみんな早い。

両岸につく薄い踏み跡を辿って戻る。
沢を下降する部分もあったがみんなしっかり下っていた。

沢登りは登山の総合力を試される、という。
逆に言えば沢をやれば総合力が付く。
また、沢には山の隠れた魅力が満載。
初心者には今回の経験をスタートに沢に親しんでくれたらな、と思う。

<ルート図>

地理院地図


おまけ(藤野さん提供)

01 ロープワーク講習
02 入渓地までの林道歩き
03 入渓前レクチャー
04 最初は慎重に
05 リーダーの優しいまなざし
06 へつりのお手本
07 後に続く
08 大滝
09 冷た~い
10 滝の上から
11 足元確認
12 だんだんと慣れてきたかな
13 仏谷前で

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