【一般山行】 大山入山 1908.3mⅡ等三角点報告 丹生統司
長びくコロナウィルスの影響で会の活動も自粛を余儀なくされていましたが政府の特別措置法・緊急事態宣言の解除で当会6月一般山行は中央アルプス最南端の大川入山で行われた。
- 日程:令和2年6月20日(土曜日)晴れ
- 参加者:L 大谷早苗、大塚花、大橋辰、大橋礼、加藤美、桐山美、竹森せ、田中恵、所明、丹生統、藤井利、宮沢健、森美恵、山本千 (14名)
- 行程:治部坂峠駐車地8:25 – 横岳9:40 – もみじ平10:30 – 山頂まで1㎞看板11:10 – 大川入山山頂11:45~12:35 – 治部坂峠駐車地14:55
東海北陸道園原ICを出てR153号で治部坂峠駐車場に着いた。すでに4~5台の車がいて3~4人ほどが登山準備を済ませ出立した。我々も早々に支度を終えて追いかけた。先ずは横岳1574.6mを目指した。
檜の植林帯の尾根道は木の根の白骨がむき出しで痛ましく彼らの悲鳴が聞こえそうだ。それを登山靴で容赦なく踏む登山という行為が後ろめたい気分にさせる。
山ツツジは花期を過ぎていたが昨日までの雨で命をつなぎ緋色の花弁を太陽に向けていた。
点名・横岳、Ⅲ等三角点1574.58m、横岳山頂のほぼ中央にドカッとあぐら、欠けもシミもなく好男子。
ダケカンバと林床の笹(シナノザサ)が高原の雰囲気をつくり、時折冷気を帯びた風が通り抜けた。
シナノザサとマイヅルソウ、ショウジョウバカマに囲まれた点名・もみじ平1683.55mⅣ等三角点
この山行で見た花、先ずマイヅルソウ。
レンゲツツジ鮮やかな朱色。
紅ドウダンツツジ。
サラサドウダンツツジ。
振り返れば蛇峠山と治部坂高原スキー場が遠くなった。カメの歩みでも継続すれば成果は残せる。
黄色い笹原と背後の緑の対比。山に来ると日に日に緑が増すのを実感、カラマツの緑が濃くなった。
シナノザサの高原(別名クマイザサ・九枚笹、葉が九枚交互にあることに由来するそうだ)
山頂到着。点名・大川入山1908.28mⅡ等三角点、正面天端が不届き者に欠かされているのが残念。
梅雨の合間の山行、あいにく雲が低くてアルプスや御嶽山は見えなかったが山に来られることが幸。
コロナ緊急事態宣言解除後初の一般山行は14名の参加で無事終えました。コロナ禍でのリーダー大谷様お疲れさま、道中の運転をされた皆様お世話になりました。
会員の皆様、コロナは終息したわけではありません。日山協からも「登山再会のガイドライン」が届きました。ホームページ「会員専用」コーナーに掲載されていますので読んでいただきたいと思います。これからもルールを守って楽しい山登りをしましょう。
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