【 個人山行 】 霊仙山 ( 1083.45m 二等△点 ) 清水 友子
- 日程:2020年1月25日(土)
- 参加者:清水友(単独)
- 行程:樽が畑登山口8:23-汗拭峠8:45-五合目9:31-7合目10:05-山頂11:11-最高点11:33-8合目(昼食)12:05~12:35-五合目13:17-汗拭峠13:55-登山口14:14
- 地理院地図 2.5万図:霊仙山(20万図:名古屋-5万図:彦根東部-2.5万図:霊仙山)
例年ならこの時期は伊吹山が真っ白になるが今年は雪が無い。これなら霊仙山の登山口まで簡単に車で入れるだろうと考えた。
榑が畑登山口に着いた時には駐車場がほぼいっぱいだったが、最後の一台分に車を止め歩き始める。林道を歩きそこから沢沿いに進むと苔むした石垣がある、今は廃村となっている榑が畑集落跡がある。進むと山小屋かなやがありここから山道になり急坂を登ると汗拭き峠に着いた。尾根道の気持ちの良い樹林帯を歩く。三合目から少し岩が出てきたがすぐにブナやシデの落葉樹の中の歩き易い道を進み、展望の良い五合目の見晴台に着いた。
そこから七合目のお猿岩にかけてはぬかるんだ道がつづら折りにつづいた。
七合目からは広い台地状となり、どこからでも山頂に登れそうな感じがする。登山道に霜柱がありサクサクと気持ちの良い音を聞きながら、また、色んな形の石灰岩を見ながら八合目のお虎ヶ池に到着した。辺りを見渡すと大小のドリーネの凹みが彼方こちらにある。笹があった時には分からなかった景色だ。
標高1000mしかないのに樹林がないせいか高山を登っているようだ。9合目が近くなると雪の無い伊吹山や遠くの山々が見えるようになってくる。経塚山を通り、急坂を上り詰めると霊仙山頂に到着した。
展望は素晴らしく鈴鹿、伊吹山、白く輝く白山、乗鞍、御嶽、中央アルプスを眺めることができた。
山頂は風が吹き付け早々に退散し南に見える最高点まで足を伸ばす。南西尾根からの数人の登山者とあいさつを交わした。どこを見回しても積雪はないが南西尾根辺りの樹木に霧氷ができ山の一部であるが白く美しい。ここから再度、経塚山を経由して谷に降りたのち、元の登ってきた道に合流した。霊仙山は何回登っても素晴らしい山だ。
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