【月例山行】
大長山( 1671m Ⅱ等△ )・赤兎山( 1629m Ⅲ等△ )報告 丹生統司
- 日程:2019年10月6日(日)
- 参加者:L 杉本眞、阿部育、大谷早、小倉幹、竹森せ、田中恵、丹生統、藤井利、山田哲、外1名
- 行程:岐建荒尾5:00=小原口登山口8:15-小原峠8:55-大長山10:30~10:45-小原峠12:00-赤兎山12:50~14:15-登山口着15:25
当会10月の月例山行は越前勝山市の大長山と赤兎山で杉本眞次Lの下10名の参加で行われた。今回体験山行で好青年が1名参加した。穂高の縦走を単独で行うなど先が楽しみな入会希望者である。登山口に2体の石仏が花崗岩のくりぬきに安置されていた。
小畑峠の白山市により近い側の林の祠に3体の石仏が安置されていた。3体とも相当古いと感じた。
小原峠から5回のアップダウンを繰り返し大長前山へ、更に10m下降して20m登り返すと山頂だった。
雲が切れて別山が顔を出した。ほんの一瞬で期待した三の峰から別山、白山の展望はお預けとなった。
Ⅱ等三角点「大長山」山名標柱を前に記念写真。皆さま「いい笑顔」山は楽しくなければ。
大長山で撮影など含め15分の休憩で小原峠に向けて引き返す。ナナカマドは台風でもまれて縮れ汚い。
再び小原峠に帰って来るも小休で赤兎山へ。かなり強行軍だが今日のメンバーは弱音を吐かない。
振り返ると先ほど登った大長山が背後に見えていた。
赤兎山に到着、Ⅲ等三角点・点名「赤鬼山」は山頂部の土砂流出で歯槽膿漏状態であった。点名が「赤兎」でなく「赤鬼」となっているのが面白い。もしかして「兎」を「鬼」と間違えて読んだか。明治29年の選定時の班長名や選定者名が「点の記」に記載されていない。また登山道が整備された山でありながら所在地が石川縣加賀圀能美郡白峰村と明治29年時のままなのも不思議だ。
今回運転手を放免されたので500㎖のビールを昼食に飲んだ。久方ぶりに美味しいビールを味わった。その後「赤池湿原」に散策に出かけた。夏の湿原はお花が盛りで一見の価値があるのだろうが秋の湿原は何処か淋しかった。
東面から見た赤兎の山頂部、帰りは昼食時に頂いたビールが効いたのか赤兎への登りで息が切れた。
人気の山だけあって登山者は多かった。長浜市のパーティーや一宮市の方等意外と大垣近くの方と声を交わし驚いた。「袖振り合う」もというが何処かの山でまた会うことがあるかもしれない。今回体験山行という形で佐藤さんが参加された。好青年である。我が会の若者と交流し知識や技術を身に着けていただきたい。夏に入会された中林君と共に有望な仲間として迎え育てたい。
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