大垣山岳協会

信楽の名山 笹ヶ岳に登る 2019.02.03

笹ヶ岳

【月例山行】 笹ヶ岳 738.8mⅢ等△(点名・笹ヶ岳)報告

  • 日程:2019年2月3日(日)
  • 参加者:L竹森せい子 他24名
  • 行程:岐建駐車場7:30→登山口9:46→猿飛石10:16→延命水10:20→笹ヶ岳山頂着11:14

 2月最初の月例山行は竹森リーダーの下、滋賀県信楽町の最高峰笹ヶ岳で行われた。午後からの天候悪化が心配だったが、その前に「やっつける」作戦だった。参加者多数のためバスをチャーターした。

 ルートは南新田の東コースから西コースに周回する。歩き出してすぐに檜の植林帯の中に猿飛石という花崗岩の巨岩が有り、あまりの大きさに一同見上げて感嘆。標高500m辺りから急登の連続で、加えての残雪で滑り易くトラロープに助けられた。

歩き出し
猿飛石
トラロープ

 「笹ヶ岳」の由来は笹ユリが多い所から名付けられたと聞いていたが、登山口から竹笹の多い山だった。

 この大岩が出てくれば山頂は近いはず、笹に積もった雪が里山の雰囲気をよく出していた。

 登山口から1時間半で山頂に着いた。信楽焼きの名物狸が我々を迎えてくれた。さらに三角点の上に「カエル」もお出迎え。

 その昔、薬師堂の井戸の底から「黄金の鶏」が現れ新年を告げたとの伝説がある。そして大正の頃まで干天が続くとその井戸で雨乞いが行われたという。山頂から南に15分ほど下ったところに石組みの井戸が現存するというので見に行った。しかし、「薬師堂跡」の標示を見つけることができず、色々探したがわからず、途中で諦め山頂に引き返した。いつものように自慢の手料理が回ってきて食べきれない分は奥様へのお土産。ザックは帰りの方が重たくなったような。昼食後に昨年入会の会員紹介を行った。山ちゃん、オガちゃん、ミホちゃん、セッちゃん、チハルちゃん、ヒロシです。先輩方の拍手で大盛り上げの歓迎の一場面となった。

 心配した天気だったが、幸い下山迄もってくれた。帰りのバスは皆さん心地よい居眠りでコックリ、コックリ。目が覚めるとバスの窓は雨粒で曇っていた。予報は当たった。我々の足が勝っていたのかリーダーの判断力がすぐれていたのか。また山登りが楽しくなった。

<ルート図>

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