【 個人山行 】今冬初めてのスノーシュー 霊仙山(1083.5m Ⅱ△ ) 成瀬 徳幸
- 日程:2019年1月19日(土)
- 参加者:衣斐剛、後藤友、吉田千、成瀬徳
- 行程:駐車地8:15→見晴らし台9:29→猿岩10:00→経塚山11:05→山頂11:30→お池12:05~13:00→駐車地14:25
- 地理院地図 2.5万図:霊仙山
昨年3月に購入したスノーシューだが、まだ使用したのは貝月山の1回だけ。今年こそは何回か使いたい。そこで家から最も近くて、雪も豊富そうでということで霊仙山に行きたいと思った。そこで早速、衣斐さんにメールした。奇しくも1月19日は衣斐さんの勤務場所でスノーシュー教室が開かれることになっていると聞いた。しかし、今のところ申込はなく行けそうとの返事だった。その後、衣斐さんに加えて、女性二人が加わった。二人はワカンでの参加。
天気予報によれば、午前中は曇り、午後一時晴れ。関ヶ原では少し雨粒も降ってきた。そして気になる雪は?醒ヶ井駅から眺める山々には雪が見える。しかし、養鱒場付近にも雪はなく、登山口近くの駐車場まで来れた。すでに名古屋、大阪などのナンバーの車が停まっている。冬でもここは人気が高い。榑ヶ畑部落跡から少し登ると汗拭き峠。峠からしばらくは雪もない。見晴らし台が近づいてやっと雪の道となった。暗い雲が立ちこめていたが、びわ湖は望むことができた。
猿岩付近からガスが出てきて、前方がほとんで見えない。展望があれば山頂までのショートカットルートを登ることも考えられたが、今日は忠実にトレースがある経塚山経由で登ることにした。衣斐さんが用意した篠竹の赤布、木がないこの山では本当に頼りになる。(たまたま今日は登山者が多く、風も強くないためトレースがしっかりついている。でもそうでないこともあるので、やはり持参するに越したことはない。)
やっと経塚山に着いた。風が強いせいか岩が一杯出ている。
その下でスノーシューを着けた。しかし、岩が出ていて難儀する。しかも、雪はクラストしており、つぼ足で苦労しない。折角ここまで持ってきたスノーシューだから無理して使った。ワカンに比べてスノーシューは雪道をミズスマシのごとく進めると誰かが言っていたことを思い出した。11時半霊仙山山頂に到着。
この吹きさらしでは昼飯もうまくないということで、お池まで戻ることにした。途中ガスが晴れ、青空が見えてきた。山頂も見えてきた。
帰りはジグザクの下りを直線で進むが、雪と泥がミックスしたぬかるみには最大限の注意を払いながら下った。少しここで年配者の戯言を述べたい。多くの登山者が登っていた。中には随分、ザックが小さく、また軽装の人もいた。たとえ低い山でも天候等により状況は急変する。それにも対応できる心構えと装備は持ちたいものである。私自身、今回ピッケルは持参しなかったが、アイゼンは持参した。また、衣斐さんの篠竹である。
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