【 個人山行 】 近くて遠い魚金山 ( 921m Ⅲ△ ) 成瀬 徳幸
- 日程:2018年4月21日
- 参加者:成瀬徳 他2名
- 行程:乗越峠7:50→高尾山8:30→魚金山9:40~10:10→乗越峠11:30
- 地理院地図 2.5万図:樽見
近くて遠い山、魚金山にやっと登ってきた。登るに際して心配したのは、橫蔵から乗越峠までの道。昨年、タンポに登った時も随分林道には落石がゴロゴロしていた。3月に行われていた工事は、終了していることを役場に確認した。行ってみると、昨年よりはるかに落石は多かったものの、石の間をぬうようにして峠に達した。きちんとした舗装、広い幅員、立派なカーブミラーにもかかわらず、落石が多い。真にアンバランス!
乗越峠からは赤布に関係なく879mのピークを目指す。同行のH氏は少し驚いたようだが、すぐに赤布のある道に戻り、最初の林道の合流点に達する。高尾山を巻くように付けられた林道は帰りに通ることにして、林道左側の尾根を忠実に登る。すぐに三角点「重谷」のある高尾山(931m)に達する。
高尾山を下ると、前方に魚金山が見えてくる。
この山の名称は、「いおがねやま」と書いてあるネット記事が多いが、地図では「魚」は「よう」と書いてある。そうすると「ようきんさん」なのか?カタクリの花が開ききっている。そのそばには「モミジガサ」の群落を見ることができた。
林道に出るとそこからはまさしく芽吹きの頃のハイキングと呼ぶのがふさわしい。
林道が下っているところは、ショートカットした。魚金山が近くなってきた。どこから頂上に取り付いたらよいかと思案しながら進むと、少し踏み跡らしきものがある箇所があったので、取り付いた。最近、伐採されたばかりで真に歩きにくい。途中、ぬた場と思しき場所があり、目を凝らすとその中で何か動いている。それは大きな2匹のヒキガエルだった。音に驚いたのか、すぐに泥の中に隠れてしまった。H氏が近くまで行くと、泥の中はカエルの卵で一杯だった。
付近で一番高いところには三角点はない。少し下ったところに三角点「魚金」はある。
南側斜面は大きく伐採されており、境界には2m以上のネットが設置されている。鹿から幼苗を守るためのネットだろうか。昼食後、林道に下ると、取り付き点には赤い札が付けられていいた。まわりの山々が黒くなってきていても、能郷白山はいまだに白い。
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