大垣山岳協会

相戸岳で初めてのリーダーを務める 2018.02.25

相戸岳

【月例山行】速報 相戸岳( 672m ) 成瀬 徳幸

  • 日程:2018年2月25日(日)
  • 参加者:L 成瀬徳 ほか
  • 行程:登りタイム2時間(下見時1時間15分)、下り1時間15分(45分)

 横山岳以来の久しぶりの山行。19日から22日までタイへ行っていたので、マイナスの世界から真夏の世界に行き、再びマイナスの世界に戻ってきた。30度以上の暑さにも参ったが、寒いのにも参った。

 バンコク付近は山が全くない。戦場に架ける橋の舞台となったカンチャナブリまで行くとやっと少し山が見えてくる。そこから列車に乗り、有名な鉄橋(当時は木造の橋)を渡り、最後に峡谷の駅(ここに線路を引くのに随分苦労したらしい。POWを酷使した罪で戦後多くの日本兵が戦犯となった。)で降り、再び鉄橋を見に、カンチャナブリまで戻る。次の日はバンコク市内観光、最終日は水上マーケットを訪れた。

戦争の遺跡転じて今や人気の観光スポット
歴史に興味ある私としては苦い観光スポット

 列車が通る時は、観光客は端の方に寄る 寄りすぎて川に落ちるということもあったため手すりができた

エンジン付きボート、手こぎボート、観光客目当ての物売りのボート、両岸の土産屋

 日本は今観光を重要な産業として育てようとしている。日本とタイと比較すると、観光大国タイの方が欧米人が多いのにすぐ気がつく。私自身は、自然、文化遺産では絶対に負けていないと思っている。タイの魅力、それは「混沌さ」さらには日本で急速に失われている「寛容さ」なのかもしれないと思う。山の会のブログなのでタイの話はこれくらいにしておこう。

 相戸岳は、5年前の1月5日に登っている。この山は私が当会に入って、登った最初の山であり、今回ここのリーダーを仰せつかったことは真に奇遇である。その時のリーダーから先頭で登るように言われたことは、今でも鮮明に覚えている。リーダーを仰せつかったことから、1月18日に下見を行った。地元自治会が建てたルート図に従い、西ルートから東ルート、時計回りに登った。

 下見時には雪もなく、西ルートの急登部分も問題なかった。しかし、その後の降雪も考え、参加者には軽アイゼンを用意してもらうようにした。幸い、雪は部分的に残っていたものの、使うことはなかった。頂上には5年前と同じく日の丸の旗がなびいていた。総勢23人、あとから東ルートで登ってきた岐阜市のカップル、思わぬ大群にさぞや驚いたことであろう。

 参加者が多かったので、配車には苦労したが、皆さんの協力により無事に遂行することができた。

国道256号から相戸岳
ルート図
相戸岳由来
本日の頂上

 

 
 

コメント