大垣山岳協会

大垣山岳協会平成30年度 定時総会開かれる 2018.01.28

TOPICS・随想・コラム

平成30年度 定時総会及び懇親会の報告 成瀬徳幸

 本日、スイトピアセンターにおいて定期総会が開催された。冒頭、堀義博会長から挨拶があり、60周年記念事業として行う三角点踏査事業の説明があった。今年度は恵那地域を中心に行い、全会員の協力のもと行う。

 続いて、29年度の山行報告及び決算報告、役員の選任、30年度の山行計画及び予算の審議が行われ、承認を得た。特にアルプスなど高い山の厳冬期の登山については、会員の高齢化により実現が難しくなっているものの、希望さえあれば計画したいという丹生統司理事長の力強い言明があった。また、本会の強みである幅広い多様な登山をより強化すべきという意見もあった。この後、堀会長から「国土地理院の地図の話」と題して、地形図の活用の講話があった。紙の地図とネットの地図の長所、短所等興味深い話を聞くことができた。

 そして、いよいよお待ちかねの懇親会が佐竹良彦副会長の挨拶により始まった。

あわせて、最多山行、最多月例山行等々活発に活動している会員に対し、表彰が行われた。

表彰を受けた竹森さん

 ここからは、少し総会とは離れ、個人的な話をすることとしたい。すなわち、協会に入ったいきさつ、入ってから感じたことなどである。私が協会の山行に参加したのは、平成26年1月5日の相戸岳からで現在5年目である。小倉繁雄さんから別の山行でお会いし、入会を進められたが、長いこと逡巡していた。やはり伝統のある協会、冬山に多く登るなど入るには敷居は高い。しかし、できるだけ多様な山に登ってみたいという気持ちから、思い切って入会した。

 しっかりした指導者がいるかどうか、ここが山の会等の最も重要なポイントだと思う。体力や技術が足りないために迷惑をかけるのは仕方がない。次回こそ少しでも能力アップしようと心がけるだけでよい。教える側にすれば、教えることは実は楽しいのだ。私も冬山では随分迷惑をかけ続けている。それでも行きたいのだからしょうがない。当協会は経験豊富な指導者が多数いる。教えたくてうずうずしている人が大勢いる。

 また、高度な登山を皆が皆求める必要もない。景色が良い、花がきれいなところへ行きたいという希望の人も歓迎する。協会の会員にはそうした情報に詳しい人が多い。自分の年齢、体力、興味などと相談しながら決めれば良い。入会するかどうか悩んでいる人には私の話は参考にはならなかったかもしれないが、とにかく一度山行に参加することをお勧めしたい。来月の5日オープン参加可能な藤原岳を計画しているので、まずは相談して欲しい。

 山行計画のところに本年度の計画を載せた。春と秋の市民登山は、大垣市に住んでいるか、働いていれば参加可能である。詳しくは、大垣市広報かこのブログで紹介する。

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