大垣山岳協会

美濃の三角点踏査報告 下枯・丸山 2017.11.04

点名・下枯

点名・下枯 (728.0m Ⅲ△) 丹生統司

  • 日程:2017年11月4日(土)
  • 参加者:丹生統(単独)
  • 行程:中電西部幹線L67・L68鉄塔巡視路取付き8:00-点名・下枯9:30
  • 地理院地図 2.5万図:美束(岐阜12-1)

 当会は来年に60周年を迎えるにあたり、記念事業として2022年度までに美濃地方の三角点(一等、二等、三等)732点を踏査することにしている。昨年、試験的に国見峠~粕川~揖斐川ラインより南西、滋賀県・三重県境の間の三角点51点の踏査を行った。ここでは、比較的到達が難しい2点の概要を紹介する。

 点名・下枯は池田山から関ケ原明神山に至る主稜線から分かれた足打谷と野原谷に挟まれた尾根上にあり、尾根の末端を春日下ケ流の粕川に落とす。関ケ原側が工事通行止めのため、止む無く池田山より関ケ原明神の森に至る「ふるさと沙羅林道」を西進した。尾根の鉄塔送電線を1つやり過ごして、足打谷を過ぎて2つ目の鉄塔送電線・中部電力西部幹線L67・L68 鉄塔巡視路から入山した。

 真北に延びる尾根に沿って整備の行き届いた巡視路を歩き10分で点名・境Ⅳ770.9mに至り、更に1時間で点名・西足打Ⅳ761.2mに至った。そこで東進する巡視路と離れて尾根をさらに北上すると尾根は二重山稜の広い台地となった。点の記によればこの山は嘗て御料林であったらしく、四隅を三角に削った御料局独特の境界石が多数残されていた。20mほどなだらかに下降すると南北に長い山頂の「下枯」に達した。途中の尾根や三角点周辺に下草や低木はないが高い樹木に囲まれて展望は効かない。三角点文字側の向きが北を向いており珍しい。

<ルート図>

コメント