月報「わっぱ」 2017年9月(No.430)
【 週日山行 】 高屹山 ( 1303.1m Ⅲ△ ) 深貝 重徳
- 日程:2017年8月29日(火)
- 参加者:L丹生統 他10名
- 行程:大垣5:30=高山IC=林道車止め8:40-登山口9:10-高屹山10:50~11:50-登山口12:30-車止め12:50=高山IC=大垣16:10
東海北陸道を高山ICで降り、国道41号線で久々野町のクリーンセンターを目指す。
久々野町内には高屹山登山口の案内板が随所に見られ、迷うことはない。
クリーンセンターを過ぎると未舗装の林道となるが、途中の待避所まで車を乗り入れ、久々野町登山口まで30分林道を歩く。
登山口には大きな案内図、登山ポスト、周辺山歩きマップ、仮設トイレがある。車はここまで乗り入れ可能だった。
登山口より時計回りに周回ルートをとる。雨上がりのためかやや蒸し暑いが、登山道は丸太で階段が作ってあったり、トラロープがあったり、笹が刈り払われていて歩きやすい。
また、道中の木々には看板が付けられ、名称だけでなくその名の由来や特徴が記されていて、ただ登るだけではない楽しみもあった。
中でもマタタビの木は、「猫にマタタビ」という諺としては知っていたが、実際に見るのは初めてで、参加者からその実も教えてもらった。
登山道は、初め沢沿いの道を濡れた岩や苔むした岩に注意しながら慎重に進む。
右折れ岩からはジグザグの急登となり、ゴジラの背、お立ち岩と眺めの良い場所がある。
その先は尾根道となるが、平坦ではなく急坂が待ち受ける。急坂を登りきると、ふれあい広場という開けた場所に出る。
ここからは白山・御嶽・乗鞍・北アルプスが眺められるようだが、今回は残念ながら遠くの山は雲の中で確認できなかった。
広場から5分程で、一旦下り登り返すとすぐに頂上に着く。広場に比べるとそれ程広くはないが、眺望が良いためここで昼食とする。
下山は山頂から南の急な尾根道で、途中にはキンサンアカマツ、ギンサンカラマツというネーミングで同じような箇所に曲がった2本の松が並んでいる。
おそらく、有名だった名古屋の双子の姉妹から命名したと思われるが、思わずクスリと笑みがこぼれる。
尾根道を15分下ると林道に出る。林道をしばらく歩き、右手の谷沿いのつづら折りの道を下っていく。
こちらは、上りの道と比べると足元が安定していて歩きやすく、あっという間に登山口に戻った感じを受ける。
また、道中の谷沿いには清水があり冷たくおいしい水で喉を潤すことができる。
今回の山行ではハチに遭遇し慌てたが、刺されることなく皆無事に下山ができた。
メンバーの中には忌避剤を持参している方が何人かいたが、この時期、低山ではハチに注意することも大切だと改めて気付かされた。
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