大垣山岳協会

舟着山 2017.02.15

船着山

【 週日山行 】 舟着山 ( 426.9m Ⅲ△ ) 小倉 繁雄

  • 日程:2017年2月15日(水)
  • 参加者:L.小倉繁、小倉幹、安藤正、藤井利、竹森せ、大原和、大杉す、岩田嘉、桐山美、大橋礼、清水友、高橋文
  • 行程:大垣7:30=新東名高速=新城IC=新城市クリーンセンター前(県道69号沿い駐車地)10:05-林道入口-登山口10:15-林道出合11:00-くびら岩11:15-舟着山11:30~12:15-駐車地14:05=大垣
  • 地理院地図 2.5万図:三河富岡

 舟着山は戦国時代の古戦場、設楽原の東、豊川左岸にある里山。昔、豊川流域と下流の吉田(豊橋)との木材や農産物、あるいは生活加工品の交易は豊川の水運によっていた。この山の山麓の日吉地区にはその舟着き場があり、さらに上流部へは馬の背に荷を積み替え運んだ。舟着山の名の由来はそこにあるという。その豊川を渡ってすぐのクリーンセンター前の待避所に駐車した。

 透き通るような青空だが、今朝の冷え込みで寒い。林道をわずかに進むと、谷間からチェーンソーの音がする。登山口の手前で、「木が倒れるからストップ」という大声。間伐作業中らしい。あわてて立ち止まると、スギの木が登山道近くまで倒れてきた。合図をして通過する。

 スギの人工林の尾根筋を緩やかな勾配で登ると林道を横断。再び尾根道を進んで2度目の林道横断。人工林ばかりのせいで、やたら林道に出くわす。「くびら岩」という大岩を巻くように進むとその先が山頂だった。山頂はスギなどの樹木に囲まれ眺望はなかった。15年ほど前のガイド本によれば、東と南側が伐採され静岡県境の富幕山、坊ヶ峰や豊橋平野が一望できるとあった。放っておけば、山頂からの眺望は消失するのは当然のことではある。

 下山は西側の尾根登山道を100mほど降りて山腹林道を通り、往路の登山道に戻った。

<ルート図>

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