大垣山岳協会

岩巣山 2017.01.17

岩巣山

月報「わっぱ」 2017年2月(No.423)

【 週日山行 】 岩巣山 ( 481m Ⅲ△ ) 小倉 幹雄

  • 日程:2017年1月17日(火)
  • 参加者:L.小倉幹、丹生統、安藤正、小倉繁、竹森せ、桐山美、岩田嘉、大杉す、成瀬八、高橋文、小栗敦
  • 行程:大垣7:30=岩屋堂公園駐車場9:40~10:05-登山口(東海自然歩道)10:10-展望台10:30-岩巣山11:45~12:30-─元岩巣山12:45-大滝下山分岐13:25-大滝登山口13:45-駐車場13:55=大垣16:00
  • 地理院地図 2.5万図:猿投山

 先日、大垣では大雪だったが、瀬戸市北部にある岩屋堂公園には雪は全くなかった。ここが岩須山の登山口だ。「涼風橋」を渡り、東海自然歩道に入る。少し登ると巨大な花崗岩で囲まれた石室がある。これが岩屋堂の名前の由来とされ、行基菩薩が祀られている。

 ジグザグ道を登ると、幾つかの奇岩、巨岩が現われる。岩巣の山名の通りだなと思う。尾根筋に雪の断片がちらほら現われる。スラブ状の巨石に真新しい鎖を付けた所もあった。その先の展望台からは、濃尾平野への視界が開けて南に猿投山、南西には名古屋駅近くの高層ビル群、名古屋ドーム等が見えた。

 展望台から少し行くと登山道分岐があり瀬戸大滝方面への道を右に分けてへ左に進む。マンサク、シロモジの広葉樹、針葉樹の雑木林の中を歩く。冬枯れの樹林は明るく、すっきりしている。しばらくして休憩所に立つ道標を見ると「岩巣山方面」の方向を示す印が逆であることが分かった。その下に誰かが手書きしたらしい黒のマジックで正しい方向が書いてある。道標の間違いは事故を招きかねない。困ったものだ。

 下山途中に立ち寄った元岩巣山は360度の展望台だった。西の遠くに雪を付けた伊吹山、小津権現山と花房山との吊り尾根がくっきり。往路から登山道分岐から大滝方面に下り大滝登山口にでた。岩巣山への登山道は大半が東海自然歩道であり、よく整備されている。ただ、標識板の間違いや不明確な表記がある。地図をきちんと読むことの大切さを教えてくれるコースでもあった。

 ここから一気に下り、沢沿いを進むと登りになり前方東側に元岩巣山(499m)の高みが見える。帰りに寄ることにする。自然歩道と分れて左へ曲がり尾根を10分程進むと三角点のある岩巣山山頂に到着。樹林の中で、展望はない。小さな山名標識が木に掛かっていた。3cm程の雪積。山頂から10m程先に岩と砂混じりの開けた所があり、眺望はよい。ここで昼休みをとった。

<ルート図>


             

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