月報「わっぱ」 2017年2月(No.423)
【 月例山行(初登り) 】 飯盛山( 740m △なし )、西津汲山( 793.4 Ⅲ△ ) 小倉 幹雄
- 日程:2017年1月8日(日)
- 参加者:L.小倉幹、安藤正、小倉繁、後藤友、竹森せ、衣斐剛、大橋辰、岩田嘉、桐山美、柴田悦、林旬子、成瀬徳、大城幸、越智洋、清水照、名和妙、河口加、山口朗、岩佐真、吉田正、小栗敦
- 行程:大垣8:10=旧揖斐川町公民館駐車場8:35=天狗の森公園駐車場9:10~15-月の株9:45-飯盛山10:13~25-西津汲山11:10~50-飯盛山12:30-天狗の森公園駐車場13:05=大垣14:45
- 地理院地図 2.5万図:横山
飯を盛った形をした「飯盛山」は全国に54山あるそうだ。多くは里山で麓の人たちに親しまれている。揖斐の飯盛山も同様に麓の西津汲地区民の愛する山だ。当日昼過ぎから雨の予報だが、早めに下山できそうなので決行した。
登山口の天狗の森公園駐車場からの登山道はよく整備されて幅1mほどの階段になっていた。予想通り雪はまったくなく、やや物足りない気持ちだった。対岸に小津権現山、花房山が見えるが雪なしの黒々とした姿。尾根の真ん中辺りでは西側が三田倉谷まで大きく崩れ、道は狭い。慎重に通過する。やがて「月の株」に着いた。樹齢数百年のケヤキで幹周り6.1m。揖斐川町の天然記念物である。大木の枝越しに見る月があまりに美しい風情であることからそう呼ばれたと聞く。
登山道は緩やかになりミズナラ、ブナ、カエデの広葉樹林に覆われる飯盛山山頂に達した。この時期は葉が落ちているのでそれなりの展望がきく。西津汲山へ向かうと、いきなり岩場まじりの急坂な斜面。岩、木につかまり下る。昨年入会の3名も快調だ。
コルに降りる。斜面は割と広いが、テープは少ない(写真)。
コースを外すと後ろから声がかかりそのつど修正する。やがて反射板に到着した。以前、この付近は割と高いササで覆われていたが、現在ササはグンと低くなった。シカの食害だろう。
西津汲山山頂からは展望が良く、南西方向に鍋倉山(1050m)が見えた。山頂での昼食の後、往路を戻る。飯盛山に着いたころ弱い雨が降ってきた。
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