月報「わっぱ」 2016年2月(No.411)
【 月例山行(初登り) 】 誕生山 ( 501.4m Ⅲ△ )、天王山 ( 537.5m Ⅱ△ ) 小倉 幹雄
- 日程:2016年1月10日(日)
- 参加者:L.小倉幹、他15人
- 行程:大垣8:00=誕生山登山口9:30~50-誕生山10:50~11:05-最低鞍部11:30-天王山13:00~50-大矢田神社駐車場14:35=大垣16:20
- 地理院地図 2.5万図:岩佐、美濃
初登り山行は新たな展望を切り開く気概を感じたいものだ。今年は長良川左岸の低山2山を巡る周回山行だ。参加者全員は今年も頑張って登るぞと気合いがはいっている様に見える。
誕生山の登山口近くに車を止め、下山用に車を大矢田神社境内に回した後、東洞コースを歩き出す。谷沿いの杉林は良く手入れされ、幹の上の方まで枝打ちの跡が見える。谷は荒れていたが、登山道は明確だ。伏流水の水場付近から登山道はジグザグとなり、主尾根に出る。
誕生山頂上直下の急登にはスチールパイプの手すりがあった。高齢登山者向けの配慮のようだ。誕生山頂上からは南側が開けて岐阜の金華山、百々ヶ峰が見え、西側には雪を付けた伊吹山が控える。
天王山への最低鞍部まで大小のアップダウンを繰り返し100m程下る。最低鞍部から急な登りになり、左に回りこむと南側の山麓にある白山神社への分岐道があり、さらに急な登りが続く(写真①)。
遅れる人が出てきたので、ゆっくり歩く。送電鉄塔を過ぎるとアップダンが続く。稜線を覆う雑木林は葉をすべて落としているので、左手に美濃市南部の家並みや田畑が見える。
やがて北側の奥神洞からの頂上は南北両側の展望が開けて正月らしい気分になる。避難小屋があったが、今日は風もなく、小屋の前に座り、持ってきた御馳走を分け合って楽しく昼休み。
下りは南下する尾根を降りて大矢田神社に着いた。拝殿前で一同、一年の無事を祈願した。コースが合流する。上り下りは終わり平らな尾根を進む。やがて前が開けてきて天王山頂上に着いた。
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