大垣山岳協会

京都・養老山 2015.06.17

養老山

【 週日山行 】 京都・養老山 ( 665.4m Ⅱ△ ) 桐山 美代子

  • 日程:2015年6月17日(水)
  • 参加者:L.小倉繁、他9名
  • 行程:大垣5:30=関ヶ原IC=名神高速=北陸道=舞鶴若狭道=加斗PA(WC休憩)=大飯高浜IC=府道1号=老富町~府道487号(老富舞鶴線)=大唐内集落水源の滝駐車地8:30-胡麻峠9:10-鉄塔平行の尾根道-養老山11:15~12:15-胡麻峠-駐車地13:20=大垣
  • 地理院地図 2.5万図:東舞鶴

 舞鶴若狭道で小浜にさしかかると上空は黒雲に覆われ雨になった。老富町の登山道入り口から「水源の滝」地点まで車で入ることができ沿道に駐車。雨は止んで谷沿いの道を蛙の鳴き声を楽しみながら歩き出す。谷を2度渡って進み、濃緑の樹林の中にヤマボウシの白い花が際立つ。倒木あり、ごろごろ石あり、急登もありだったが入口の案内板通りの時間で胡麻峠に着いた。

 古い首のない小振りの地蔵2体が斜面に埋もれるように立つ。古くは物資の通行を思わせる峠であった。峠から養老山への尾根を進む。鉄塔の巡視路で鉄塔5基を通過。なかなかの急登があり尾根なのでイワカガミの群生、葉がのびのびと大きい。イチヤクソウにも出合った。鳥も結構にぎやかでシジュウカラ、ヤマガラ。キツツキのドラミングが響く。頂上に近づくとホトトギスの特徴ある鳴き声が聞こえてきた。谷筋ではオオルリかと思われる美声もあった。

 「峠から頂上まで30分」という案内板情報は何かの間違いだろう。4度ほど小ピークにだまされる。深い下り上りもある。鉄塔工事の作業員の一団に出会う。尾根の上に重量のある資材を置いて、一服していた。人力で担ぎ上げたと言う。その労苦に感服する。頂上はまだまだ先であると教えられた。さらに進んで1時間30分近く掛け養老山の山頂に達した。

尾根で登山道を横切る龍そっくり倒木に感激

 頂上は見晴らしが悪く狭いので少し戻った鉄塔の立つ開けた尾根で昼休憩。下山では、予定していた三国山は時間的に苦しいと断念。胡麻峠から登山口へ直行した。

<ルート図>

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