大垣山岳協会

週日山行 天狗堂 2015.01.14

天狗堂

【週日山行】 天狗堂 ( 988m △なし ) 小倉 幹雄

  • 日程:2015年1月14日(火)
  • 参加者:小倉幹、他11名
  • 行程:大垣6:55=君ケ畑駐車地8:55-登山口9:05-稜線9:55-750m付近台地10:30-天狗堂頂上12:10~13:00-登山口14:20-大垣16:30
  • 地理院地図 2.5万図:竜ケ岳

 国道421号石槫トンネルを抜け、無雪に近い三重側から滋賀側に出ると厚い雪の世界。君ケ畑集落に着き木地師が使用した道具などのミニ展示館横の駐車場に車を置く。ここは蛭谷とともに木地師の全国への伝播拡大の根源の地とされている。登山口にある大皇器地祖(おおきみきじそ)神社は木地師業を創業したという惟喬(これたか)親王を祀っている。かつて、私は我が先祖を調べてみると、木地師につながるらしいことを知った。なにか懐かしさを感じる。神社横にある登山届箱に登山計画書を入れ、右の尾根に取りつく。

 周辺の積雪は1mほど。出会った人は例年にない雪だと言う。尾根は最初から急登である。幸いトレースがあり輪かんは無用だ。30分ほど登ると噴き出るような汗。各自ジャケットなどを脱ぎ体温調整。

 尾根の回りのスギ、ヒノキの人工林は様々な雪の衣装をまとい神秘的である。稜線上に出るとアップダウンは少なく、ゆったりと進む。

 標高750m付近の台地から天狗堂の頂上が見えた。少し下ると、トレースが消えたので、輪かんを付ける。やがて急斜面となる。頂上付近は岩稜帯で、登山道は雪の無い時は岩の間を縫う様に延びる。だが、雪が多く大きな岩の上部が出ている程度で低い岩は雪に隠れている。岩の上の雪のラッセルだ。先頭2人は膝上まで潜る雪を悪戦苦闘して踏み越える。湿気のある雪質なので3人目からは、かなり楽になる。

 樹木の少ない所を選び急斜面を登り切ると天狗堂頂上に出た。見渡すとこの先にもトレースはなく、この日のもう一つの目標であるサンヤリ(958m)までは往復2時間以上かかるとみて断念。

 天狗堂頂上を覆う広葉樹は葉をすべて落とし、風もない。東方面に鈴鹿山脈の御在所岳、釈迦ヶ岳、竜ヶ岳、西方面に琵琶湖が見わたせた。

 下りの急斜面は慎重に下る。気温も上がり時々ヒノ木の上から雪の爆弾が落ちて女性陣の悲鳴が聞こえた。

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