月報「わっぱ」 2012年5月(No.366)
【 岩登講習会 】 金華山 岩戸 馬場 昭宣
- 日程:2012年4月15日(日)
- 参加者:佐竹良、小倉幹、吉田英、藤井利、鈴木正、竹森せ、古林定、中田英、平木勤、柴田悦、大原和、大橋辰、馬場昭、大杉す、大塚花、小林和、霜田光、成瀬八、林旬子、和田ゆ、安藤茂、大橋勉、加納稔、後藤正、清水克、坪井重、坪井久、中野春、近藤初、後藤友
- 行程:岩場での講習 8:30~14:00
- 地理院地図 2.5万図:岐阜北部
春の岩登り講習会は昨年に引き続き、岐阜金華山で開かれた。桜満開の岩戸公園から一登りで岩場に着くと、先発の佐竹、平木、中田の3氏により既に上下二つの岩壁にロープがセット済み。感謝。
最初はロープ結び方の復習から始まった。前回講習から1年もたつとすっかり忘れてしまった方も見うけられた。配布資料などによる復習の必要性を痛感した。
次に1~2mのクライム、ダウンの実習(写真①)。ポイントはクライムダウンの時の手の位置であった。極力、体の下方へ持っていくことだ。そうすると、不思議に下降動作がスムーズになり、皆が納得。その後、スリングを使ったクレムハイスト・ノットで自己確保し各自のレベルに合わせたコースを上り下りした。
ひと汗(冷や汗?)かいた後、岩壁下の斜面で昼食。薄い雲の下、穏やかで無風の好天。眼前に岐阜城、遠くに残雪をいだく伊吹山を眺めながら話が弾む。
午後は懸垂下降を行う。恐怖心で岩場に立ってしまう。足を岩面に直角に置けないのだ。「体をもっと倒せー」「右手は腰の位置に」と指示が飛び交う。
あぶなっかしい動作も適切な指導の繰り返しによりだんだん様になってきた。「美しかったョ」の掛け声に満足そうな本人。成し遂げた充実感を味わう。
最後に佐竹リーダーから「ロープの結び方は日頃から自宅で練習しておくように」との注文があり講習会を終えた。
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