月報「わっぱ」 2012年2月（No.363）
【 月例山行（初登り） 】 霊山 （ 765.8m Ⅰ△ ） 安藤 正明
- 日程：2012年1月8日（日）
- 参加者：安藤正、棚瀬慶、小倉繁、桑原美、渡辺和、五井貞、説田敏、桐山美、吉田和、大野単、大野益、加藤冨、犬飼芳、大杉す、小林和、霜田光、成瀬八、小倉厚、福元勝、水上徹、吉田正、小塚秀、阪井俊
- 行程：大垣7:00＝桑名東IC＝柘植IC＝霊山寺駐車（車止め）9：00～9：15－登山口9:25－８合目10:10－霊山10:30～11:30－田代池12:30－滝巡り（三寶の滝、二位の滝、親子滝、白藤の滝）12:55～13:35－蛇喰池14:05－車止め14:45＝上野公園15:30～15:55＝桑名東IC＝大垣19:00
- 地理院地図 2.5万図：平松
本年の初登りは釈迦が説法した霊鷲山（りょうじゅせん）の形に似ていることから名が付いたと伝えられる信仰の山だ。参加者23人の笑顔を満載してマイクロバスは霊山寺の駐車場に到着。石段を上がり平安時代に最澄が創建したと言われる古刹、霊山寺に初詣で。今年の安全登山を祈願した。
鐘楼右手の参道奧が登山道の一合目。小さな石仏群を左右に見ながら薄く積もった雪を踏みゆっくりと高度を上げる。途中の六地蔵さまが雪をいただいて寒そう。八合目あたりでは、木々に白い花が咲いたような霧氷に見とれながら歩く。太鼓岩を過ぎてしばらく進むと田代池からの分岐点。これを左折すると九合目。丸木の階段とコンクリート製石段を北に向かって登り切ると一等三角点のある山頂だった。
仲間が次々と到着し互いに握手、最年長の棚瀬さんの音頭で万歳三唱、新年初登りを祝った。山頂はすっかり雪景色。北西方向に伊賀盆地が箱庭のように見え、南東には青山高原の風車が林立する。窪地の石室には聖観音立像が安置されている。風を避けてみんな昼食を急ぐ。互いに持ち寄った総菜を交換し合い山頂での正月気分を味わう。帰路は田代池を目指す。いくつもの丸太の階段を快調に降りきると広々とした田代池に到着。
このあと滝巡りをしながら滝川沿いの舗装路を下る。アップダウンを繰り返し三寶の滝、二位の滝、親子滝、白藤の滝と順次めぐり蛇喰池を過ぎると歩き始め地点に着いた。かくて、霊山を巡る11㌔の周回コースを完登することができた。今年も登りたい山がいっぱいある。夢が広がる元気の出る初登りだった。
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